思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

ラッセンが好き~♪

なにはともあれ、これをご覧ください!!

ドーーーン!!



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こちらラッセンのライオンの親子の絵

確か『heritage』とかいうタイトルだったと思う。

本当は自分の家に飾ってある絵を写真を撮って
載せようと思ったけれど、反射してうまく写らないし
写真を撮ってる自分と部屋がガッツリ写りこんでしまうので
恥ずかしいので画像検索して拾ってきて載せてみた(笑)

私はこの絵に20代の頃に一目ぼれした。

仕事帰りにブラブラ買い物。
5階だてくらいのショッピングセンターの最上階の
催事スペースでアートギャラリーが開催されていた。

だいたいここでアートギャラリーが行われているとき
1階のエスカレーターの前にスタッフの人が立って
ポストカードを配布している。

きれいなポストカードをもらえる日が多いので
その日もためらいなくポストカードをもらう。

で、初めてこのライオン親子の絵の存在を知る。


私は昔から猫科の動物が好きだ。

その中でもライオンが大好きだ。

大きくてカッコ良くて。
とにかく大好きだ。


なのでこのポストカードをもらった瞬間、
ビビビ!!ときた。


「運命の相手とはね?
 出会った時ビビビ!と感じるものなのよ」

なんて話を聞いたことがるが、
もし、本当に運命との出会いになんらかの衝撃を
感じることがあるとするならば、
ライオン親子のポストカードを見た瞬間の、
あの時の感覚と同じなのだろうと思う(笑)

なんて、いい絵なのだろう。

ちなみに結婚相手である旦那と出会ったときは
ビビビ!なんてこなかったけどね(笑)
むしろ、あぁ、この人私とはきっとなんの関わりもなく
終わるんだろうなぁ~なんて思ったのは覚えている(笑)

まぁ、実際は関わりないどころか結婚まで
しちゃってるわけですが(笑)



時間あるし、ちょっとギャラリー覗いてみようかな~
こんなにかっこよくて、優しい絵、本物を見てみたい。


中に入るとラッセン以外にも色んな人の絵が
展示されていたけれど、そんなのは無視で
真っ直ぐにライオンの絵の前へ・・・。


衝撃!!!!

ポストカードなんて目じゃないくらいの衝撃!!!

照明にライトアップされたその絵はド迫力で・・・。

お父さんライオンも、子供ライオンも
目がキラキラ輝いていて、

お父さんライオンのたてがみも
神々しいくらいに輝いている。


まさに一目ぼれの瞬間だ。


穴があくほど見ていると、
もちろん、来るよね、絵の販売スタッフ(笑)


ちょっと、ちょっと邪魔しないでよ、
ゆっくり見ていたいんだからさーー、

とは思ってもほっておいてくれないのが
アートギャラリー。

そりゃそうだ、この人たちは絵を売りにきているのだから。


興味ありそうな人間きたらはりついて離れないよね(笑)


この絵について色々教えてくれたけど
一枚確か75万の絵・・・。


買えるわけないじゃん??(笑)

買えるわけないんだから、
ほっておいてよ、私のことは。

買えないかわりにこの目に
焼き付けて帰るつもりなんだから(笑)


販売員の人とお愛想笑い浮かべながら
とにかく素敵なその絵を見つめた。


まぁ、ポストカードももらえたしね、帰ろうかな~


家に帰って、ポストカードを見つめる・・・


いい絵だったなぁ・・・。


かっこよかったなライオン・・・。


いい絵だったなぁ・・・。


可愛かったな子ライオン・・・。


見つめる・・・・。


でもそう簡単に手に入れられるものでもないし・・・。


75万だしな・・・。


いい絵だったなぁ・・・。


もはや、好きな人の写真を見つめる恋する乙女である(笑)


翌日、仕事終わりにもう一度
彼に←ライオンの絵ね(笑)会いにいく。
心はもう大好きな彼に会いたい一心で彼のいる場所に
駆けつけちゃう乙女(笑)

あ~いた、いた、 やっぱり素敵だわ~。
一晩たってもこの恋心、色あせることはなかったわ。


さて、そんな女が今日もギャラリーにやってきたとなればね?
スタッフさんも、あ、コイツ落とせるかも??って思うよね?

二日目はもし、購入した場合の
具体的なお話まで持ち出してきた(笑)


スタッフの説明にも熱が入るよね。
おねーさん、色々説明してくれたよ。


とはいえ、75万・・・。


自分が絵を買うなんて、そんな出来事一生ないと思ってたし。


そもそも、高級ブランドの服もバッグもお財布も
高価できらきらしたジュエリーも
まるで興味なく生きてきた私が。

マイカーだって買ったことがない私が。

絵を買う??


イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ・・・無いでしょ? ナイナイ。

世界で1枚しかないわけじゃないけれど
売り出されているのは世界で250枚だけ。



購入するとなればそのうちの1枚を買うこととなる。
貴重といえば、貴重な一枚だ。



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 ↑
ちなみにこれは私の家にある絵の番号。

1/250の証。 
「104」←数字選べないからなぁ。
数字は自分の中で「3」と「5」がラッキーナンバーだって
勝手に思っているからできれば「105」が良かったなぁ~
なんて思いました。
確かギャラリーに展示してあったやつは「103」だったので。
なんなら、そっちと交換してよ~って(笑)

私、誕生日1月3日なんで、「103」が良かったな(笑)


さて、余談はさておき←まぁね?ブログなんて丸ごと余談ですけど(笑)
お金持ちになって75万の絵くらい余裕で買えるわ!!
なんてときがもし万が一訪れても
その時この絵が残っているとは限らない。

一期一会か・・・。

頭では、買うなんてありえない、
おもっているけど、

心はこの絵を手に入れたい。
毎日見たい。


そう思いはじめていた。


その日も眺めるだけ眺めて帰宅・・・。


その夜もポストカードを見つめる。


完全に恋する乙女。


翌朝。


夢から覚めても、あの絵への気持ちは冷めず。
むしろより熱い・・・。


ちょっと前向きな決心をする。

昨日までは絵を買うなんてありえないと思って
販売員の話を聞いていた。


今日、もう一度観にいって、
どうしても惹かれるものを感じたならば
今度は購入する方向でちゃんと話を聞こう!
そう思って翌日仕事終わりにまたギャラリーへ。


何時頃ギャラリーについたかは
覚えていないけれど、その日はギャラリーの
おねぇさんと、だいぶ話し込んだ。

8時の閉店時間が過ぎてしまい、
エレベーターも止まって、ビルの入り口も
締まってしまった

なので、従業員通路から外に出させてもらった
貴重な体験である(笑)

散々お話聞いて、私の意志は固まった。


この絵手に入れてやる!!



私、この絵、買います!!!


覚悟は決まった。


帰宅。


もうね?20代中頃の娘ですから。

ちょっとくらい高い買い物をするのに
親の承諾なんていらないけれど、
自分のお金で買うんだし。


でもね、一応報告。


ここ数日考えた末の結論なんで
反対されても買うけれど(笑)


親は最初、


は?

の一言だよね(笑)

わかるよ、わかります。痛いほど。
自分も同じ立場だったら

デッカイ声で言うでしょうよ、

は?

って(笑)


最初は呆れ顔で驚いていたけれど


私がどんなにその絵を気に入っているのかとか
支払いプランとか熱弁。


こうなったらコイツは誰にも止められねぇ~って
さすが親だし、私の性格よく知ってるから

まぁ、いいんじゃない、自分のお金なんだしと
反対されることもなく認めて頂いた。


当時の今の旦那にもこの絵を購入することを
話すと、まぁ、反応は親と同じだよね。


これまた、言い出したら聞かないのわかってるから
呆れながらも好きにすれば~って(笑)


翌日、購入の手続きへギャラリーへ。


現金一括でお支払いするつもりだったのに
2回払いのローンでお願いしますと言われ
しぶしぶ2回ローンでお支払い。


いよいよ絵が我が家に!!


立派な絵はまず、額も高い。そして重い。


強度のある専用の金具で取り付けないと
危ないということでスタッフの方が
絵のお届けの日、部屋に設置までしていって
くれるというのでお願いすることに。


私の部屋は6畳の和室。


正直、この絵は部屋にまったく似合わない(笑)

でも、いいのだ。

この絵を毎日みれればそれで。

絵を照らすための照明も買った。

ハロゲン球。手元のコントローラーで
光の強さを調節できるタイプ。


これで照らすとほっんとに、ほっっんとに
絵がよりよく見える。


惚れ惚れしたよ。



にしても、こんなに高い買い物を
しかも、車みたいに実用的ではないものに

お金をかけたのは最初で最後かもなぁ。


結婚したときに嫁入り道具扱い(笑)


結婚してすぐ住んだアパートでも
その絵は和室に飾られていて、
相変わらずお部屋とはミスマッチ(笑)


でも6年前、マイホームを購入。

実家やアパートのときよりは
絵が似合う場所に飾ることができたかな?


照明セッティングまではしてないけれどね。
本当はちゃんと照明セッティングして
飾ったほうがカッコいいんだけどなぁ。


まぁ、いいか。


皆さんは何か自分の中で
清水の舞台から飛び降りるような
気持ちで買ったものってありますかね?


なんとしてでも手に入れたい。
そんなものに出会えたことは貴重な体験ね。

一生にそう何度もないだろう。

何度もあったら破産だし(笑)


人もモノも一期一会なのね~!!


おしまい。