思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

ブログを読むのは好きなのに、なぜ本の活字は嫌なのか。

今週のお題「読書感想文」

 

読書感想文というとやっぱり夏休みの宿題の代表格よね。

私は子供の頃、読書が好きではなかった。

 

あまりにも本を読まないので母親が

「マンガでもいいから読みなさい」と言って

月々のお小遣い+本代くれるようになった。

 

本代をお小遣いとして使わないように

本を買ったら母に「これを買いました」と

報告することが義務づけられていた(笑)

 

「マンガでもいいから」と言われていたので

毎月、毎月、マンガを買った。

ちなみに姉も同じく本代をもらっていたので

姉もマンガを買っていた。

 

少女漫画。

私は「りぼん」姉は「なかよし」を

毎月買って二人で回し読みをしていた。

 

マンガを読むようになってから

私はマンガが好きにはなったけど

相変わらず活字の本が苦手だった。

 

どんなに内容が面白いと言われても

文字の多さに圧倒して読む気になれない。

 

だから夏休みの「読書感想文」の宿題は憂鬱だった。

本が苦手な私は図書室にもあまり行かない子だった。

が、ある日 友達の付き添いで図書室に行くと

「マンガで読む歴史」的な本を発見。

 

過去の偉人さんの偉業や生き様などを

マンガで記した本。

 

これなら私でも読める!!と思い読んでみた。

日本の歴史に興味が持てない私は

日本史上の人物の本には手を出さなかったが

世界の伝記は楽しんで読めた。

 

ナイチンゲール野口英世、ベートーベン、等々。

ほかにもたくさんあったと思うけど忘れた。

 

世界の伝記を読む中で一番心から感動したのが

ヘレン・ケラー」だった。

これはもう、ほんとに衝撃的だった。

なんて素晴らしい人がいるのだ!!

自分だったら絶対

耳も聞こえない、目も見えない、話せない、

そんな真っ暗闇の人生に光など見いだせない!って思った。

 

夏休みの宿題の読書感想文は

ヘレン・ケラーのことを書いた。

 

そして初めて読書感想文にヘレン・ケラーのことを

書いた年からたぶん3年連続くらい

読書感想文はヘレン・ケラーのことを書いた(笑)

 

もちろん、好きな伝記だったことは嘘ではないが

あいかわらず読書が苦手な私は本を読みたくない。

でも、ヘレン・ケラーだけは何回も読んだ。

マンガのやつだけだけど(笑)

 

夏休みにわざわざ新しい本を読まなくても

何回も読んだヘレン・ケラーのことならば

読まなくても読書感想文が書けるのだ(笑)

 

夏休みは一年に一回。

学年が上がる度、担任の先生は変わっているので

私が毎年、ヘレン・ケラーのことを書いても

先生は去年と同じとは気づかない。

 

悪知恵の働く小学生だったなぁ・・・と

今になって思う(笑)

 

が、学年が上がれば上がったなりに

感想文の質も上がっていくし、

ヘレン・ケラーに対しての気持ちも変化する。

なので同じ本に対して

感想文を何度書こうとも、

それはそれでいいのではないか?と今は思う。

 

 

大人になっても私の読書への熱は高まらない。

あいかわらずマンガは好きだったけど。

 

中学生の頃も少女漫画を読んでいた。

「りぼん」と「なかよし」は卒業して

私が「マーガレット」姉が「フレンド」を買い

これも毎月回し読みをして楽しんでいた。

 

高校に入るとクラスの誰かが買ったマンガを

みんなで回し読みをするようになり

毎月自分で買わなくてもマンガが読めた(笑)

 

 

社会人になった頃、

親友から面白いから読んでみて!と

熱心に勧められた本があった。

 

分厚い本で確か全編と後編の2冊もある本。

びっちり文字が並んでいて「私には無理かな・・・」と

思いつつも一度くらいは読書ってやつに

挑戦してみるのも悪くないだろう!と思い挑んだ。

 

その本は「24人のビリーミリガン」という本だった。

多重人格者のお話だ。

 

中学生の頃、夕方のニュース番組で

二重人格の女の子の日常を追った特集がやっていた。

未成年の女の子だったし顔にはモザイクがかけられていて

表情を読み取ることはできなかったけれど

変貌ぶりに驚いた。

 

これは演技なんかではなく、

本当の話なんだろうなと思った。

そのニュース番組を観てからというもの

私は多重人格に興味を持っていた。

 

だから友達から勧められた分厚い本を

読もうと思えたのはその内容が私の興味があるもの

だったからなのかもしれない。

 

勧めてくれた友達には感謝だ。

 

友達のおかげであんなに分厚い本をちゃんと

読み切ることができる自分が居ることに気づけたのだから。

 

「24人のビリーミリガン」は本当に興味深い話で面白かった。

 

その後、またまた同じ友達から本を勧められた。

 

アルジャーノンに花束を」だ。

 

だいぶ前に山Pがドラマでやってたやつだ。

 

24人のビリーミリガンを読み切ったことで

活字に対しての苦手感は少し薄れていたので

挑戦して読んでみると、これまたおもしろい本だった。

 

知的障害を持つ人のお話だ。

本の出だしは たどたどしいひらがながひたすら続いて

最初はなんじゃこりゃ!!読みずら!!っと思って

数ページで挫折しそうになったが

そのことを友達に伝えると

「頑張って読んで!どんどん面白くなっていくから!」と

猛烈にプッシュされたので頑張って読んだ(笑)

 

すると友達の言うとおり話はどんどん面白くなった。

 

まぁ、どんなに本が面白くても大人になった今

その本について読書感想文を書きなさいと

言われることもないので書かないが

もし、今読書感想文の課題が出されたたら

この2冊の本について書こうと思う(笑)

 

 

 

あいかわらず私は本を読まない。

最近はマンガも読まない。

 

 

本もマンガもどうせ読むなら

たっぷり時間に余裕があるときに

お菓子とコーヒーをお供にのんびり読みたい。

 

今の自分にはそこまで時間がない。

 

でもこれから先、子供がどんどん大きくなって

ゆっくりと自分の時間が持てるようになった頃

苦手な活字たっぷりの本を読んでみようかな。

 

その頃には・・・

老眼で読みずらくなっちゃうかも(笑)

 

 

いつか活字の本への苦手を克服し、

本の中に繰り広げられる自分の知らない世界を

楽しめるような豊かな人生を歩みたいな。

 

 

 

おしまい。

 

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