夏休みは体力勝負。
7/25(日)
前日、寝る少し前に旦那が何やら熱心に携帯を見ていた。
何を熱心に見ているのかと思ったらグーグルマップを開き
どこかの道をチェック中。
何を見ているのかと尋ねると
会社の後輩からお勧めされたクワガタ取りスポットの
場所の確認をしているという。
夏になると、子供以上にクワガタやカブトムシ取りを楽しんでいる旦那。
「よし!わかったぞ!」と言うと家族に向かって問いかける。
「明日、早起きしてクワガタ探しに行く人~!!」
「はーーーーい!!」と元気よく上がった手は三本。
あ、はい。私の手も上がってました。
旦那ほどじゃないけれど、
私もクワガタ探しとか好きなのよね。
そうそう毎日だと飽きるから
ワンシーズンで何度もクワガタ取りに誘われると
たまにお断りする日もあるけれど(笑)
明日は朝5時だぞ!早く寝よう!と
旦那が宣言したので皆で就寝。
翌朝、5時。
目覚ましの音と共に一番に目覚めた私。
家族に起きる時間であることを告げ
身支度を整えるために二階の部屋へ。
すると窓が朝陽に照らされてめっちゃ綺麗だった!
着替えて下の部屋に行くと娘以外まだ寝てる。
再度起こすとようやく起きてきた。
車に乗り込むと旦那がちょっと遅すぎるな・・・とボソっと
不満気に言っている。
はい?
起きなかったのは誰??と思いつつも
ちゃんと5時に起こしたけど?と私が言うと
いや、「5時に家を出るつもりだった」
だそうな。
ふぅ。
それならそうと、そう言ってくれってなもんである。
「明日の朝、5時な!」ではなく
「明日の朝、5時出発な!」と言ってくれれば
もっと早く起きたのに・・・・
つーーーーか、オメーも人任せにしないで
自分で目覚ましセットして起きやがれこの野郎が!!
っていう思いは胸に秘め(笑)
せっかく早起きして出かけているというのに
道中で不穏な空気は作りたくはない。
我慢だ、私!! 頑張れ、私!!
可愛い子供の笑顔の為に、今は私が我慢すればいい。
朝陽に照らされ、ほどよく気持ちい風が吹く山は
まだ暑くなく最高に清々しく気持ちがいい。
後輩からお勧めされたクワガタ取りスポットでは
残念ながらクワガタを見つけることはできなかったけれど
帰り道、通ったことのない山道を走っていると
いかにもクワガタがいそうな雑木林を発見。
林に入ると樹木から蜜が垂れ、発酵している独特なにおい。
いかにもクワガタやカブトムシが居そうな雰囲気がプンプンの場所を発見。
家族四人で雑木林を散策していると
奥の方から小枝がパキパキと折れる音がした。
すると旦那が「鹿だ!!」と言う。
旦那以外、鹿の姿を見ることはできなかったが
旦那いわく、音のする方を何か居るのか?と
よく見ていたら突然、鹿が跳ねて逃げて行ったそうだ。
マジ!?
超~見たかった!!
このあたりの山には鹿がたまに出没する。
実際、私もこの目で見たことがある。
何年か前、車で農道を走っていると突然
脇の山から鹿が飛び出てきてあわや轢きそうになったことがある。
私も、旦那も、幼少期は同じような遊びをして過ごしてきたのだろう。
雑木林の中を歩き回ることなど朝飯前な私と旦那。
が、
子供たちはそんな親に育てられたとはいえ、
まだまだ、山遊びに慣れっこなわけではない。
人気のいない朝の山。
草ボーボーで、足場も悪く、鹿まで出る山(笑)
鹿の登場でさすがにビビッてしまった様子。
加えて、結局クワガタ一匹も見つからずで
怖がり、早く雑木林を出たいという。
が、
旦那はそんな子供を気にすることもなくクワガタ探しを続行。
仕方がないので旦那に先に林を出るね、と告げて
子供を連れて雑木林から一足先に出ることに。
子どもとおしゃべりしながら待っていると
雑木林の奥の方で旦那が持つ虫網がたまにチラチラと見えるけど
旦那の姿は見えない。どんだけ好きやねん!虫取りが!!
って、まぁ、旦那のそういうところ、嫌いじゃありませんけどね。
あ、珍しく旦那への不満じゃなくて
旦那の好きなところを書いちゃった!!
キャ!!
私らしくもない!!
なんてな(笑)
子どもと待つこと十数分。
やっと雑木林から旦那が出てきた。
雑木林から出てきた旦那が第一声に放った言葉は・・・
「ここは夜に来るといいな!!」
だそうな(笑)
クワガタ取りへの熱、どれだけ熱いねん!!!
早起きをして山に出向き、
結局、この日の朝は羽化中の蝉とミヤマカミリキを
発見しただけでクワガタの収穫はゼロ。
でも、それなりに楽しめた。
早起きをしたおかげで朝食を買う為、
コンビニに寄って家に帰ってもまだ八時半ちょい過ぎ。
みんなで朝ごはんを食べてから少し寝ることに。
私と娘は一時間ほど寝た。
息子と旦那はゲームにいそしんでいた。
そして私と娘が起きて間もなく
今度は旦那が眠りに落ちた。
そこから旦那の眠りは深く長かった・・・・
目を覚ましてから私は洗濯物をしたり
子どもと一緒にトランプやUNOのカード遊びを楽しんでいた。
そしてゲームの途中でトイレに行きたくなったのでトイレに行くと
便器の中にうっすらと紙がまだ残っていて流れきれていない。
もぉ~誰よ~ちゃんと流さないのは~!なんて思いながら
トイレを流すとそこからが悲劇の始まり。
どういうわけか突然、トイレの水が便器から溢れ出し
あっというまにトイレが水浸し。
収まりきらない水はトイレからも溢れ出し廊下にまで。
ぎゃーーーーーー!!
突然のトイレの水の襲撃に大パニック。
トイレの詰まりに誰も心当たりがないという。
パニックになりながらとにかく水をタオルで
吸ってはしぼり、吸っては絞りを繰り返す。
おおよそ水を回収できたところで
いよいよトイレの詰まりを改善する作業に着手。
便器に並々水が入っていてはラバーカップ(スッポン)を
使うことすらできないので便器の水もバケツで汲んで減らす。
いよいよ、ラバーカップでずっこんずっこん。
まだか?
もう大丈夫か?
まだか?
そろそろイケるか?
トイレのレバーを押す前に
バケツで水を便器に投入してみて
水がちゃんと減るかを確認。
おそらくつまりは解消されたと思うタイミングで
いよいよ、ハラハラドキドキの実践タイム。
これでつまりが取れていなければまたもトイレは水浸し。
タオルで吸っては絞って、吸っては絞ってをもう一度
やることになる。
ドキドキしながらレバーを倒すと。
見事水はスムーズに流れていった。
ホッと一安心。
息子と娘は母がトイレからあふれ出た水を
必死に吸い取り片付ける姿を見て
「お母さん、頑張れ!」と応援してくれた。
そんな大騒ぎに気づかずにグーグー寝ている旦那。
まぁ、、、、どうせ起きてたとしても
このハプニングに対応してはくれないのは
百も承知なので起こすこともせずひとり
せっせと片付けましたよ。
こんな時、、、、私はいつも思うのです。
あ、あたし、
旦那が居なくても一人で生きていける女だな、と(笑)
旦那にはこんな頼もしい妻を持つあなたは
世界一の幸せ者ですよ!と言ってやりたい、と常々思っている。
さて、思いがけぬハプニングでどっと疲れが出た母のことなど
お構いなしで、娘からとある要求が飛んでくる。
「駄菓子屋行きたい」
えーーーーーー!このクソ暑い中、駄菓子屋??
よく行く駄菓子屋さんは住宅街の中にある。
駄菓子屋さんの前の道は狭く路駐はできない。
もちろん、駐車場なんてものなはい。
なので自転車で行くか、徒歩で行くかの二択だ。
が、日曜は前の週に会社に自転車を置いてきてしまったので
駄菓子屋へは「徒歩」の一択だった。
外は夏の太陽がギンギンギラギラと輝いている。
熱いだろう・・・間違いなく地獄を見るだろう・・・
が、一度言い出したらかなりしつこい娘。
家の中でずーーーーーーーとお願いされているくらいなら
重い腰を上げて暑さに苦しみながらでも
子供の喜ぶ顔を見れる方が有意義な時間となるだろう、
ということで、氷をたっぷり入れた水筒を一本作って
かばんに詰めて、いざ!灼熱の太陽の下、駄菓子屋へGO!
歩くことおよそ30分。駄菓子屋へ到着。
息子が最近気に入っている駄菓子は「ねりあめ」だ。
1回30円でくじを引き、
ハズレはふた舐めくらいで終わってしまいそうな
小さい袋入りのねりあめ。
2等は中くらいの丸い容器に入ったねりあめ。
そして1等は2等の倍くらいある大きな丸い容器に入ったねりあめ。
当たりも、ハズレも、ねりあめ。
クジではなく50円だったかな?
2等サイズのねりあめが普通に売っている。
普通に考えればくじを引かず50円で2等サイズの
ねりあめを買うほうが断然お得なのだが・・・・
息子はくじで1等を引き当てることを美学としているようだ。
娘は50円でねりあめを買ったが
息子は1回30円のくじびきを3回引いた。
すると1個目のクジでついに念願の1等を引き当てた!!
1~100までの数字が書かれたクジ、1等の当たりは1~4の数字。
1等が当たる確率はかなり低い。
しかも、何が気持ちがいいかって
1~4までの数字中「1」を引けたことだ。
同じ1等でも「1」で当てれたのはなんだか嬉しい。
「1」だろうと「4」だろうと確率は同じだが
やっぱり「1」がいい(笑)
当てた1等のねりあめがこちら。
大きさがわかりやすいように近くに置いてあったアラビックヤマトを置いてみた。
どうかしら?わかります?大きさ。
ちなみにねりあめの全ラインナップはこちら。
ど真ん中にあるやつが1等。上の段と下の段にあるやつが2等。
そして細長いやつがハズレ。
念願の1等を引き当てた息子はものすごく喜んでいて大満足な様子。
一方、娘はというとこれまた独特な選び方をしていた。
娘が買った駄菓子がこちら。
青で統一したらしい。
斬新ーーーーー!!その買い方、斬新ーーーーーー!!って母は思った(笑)
クソ暑い中、駄菓子屋にただ、歩くだけなのはつまらない。
ってなわけでいつものように道中で見つけた綺麗な花を
写真に収めながら歩いた。
夏の花がたくさん、元気いっぱい咲いておりましたよ。
暑さに負けず、こんなに綺麗に咲いている花を見て、
あぁ、見習わなければ・・・と思った母でした。
この日は他にももう一つ大きな出来事があったけど、
それはまた次のブログに書きたいと思う。
おしまい。
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