思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

黒い鼻水。

1/26の日曜日。

 

子どもが入団した野球チームの室内練習場の掃除があった。

野球チームのオーナーの自宅の敷地内にある屋内練習場。

元は倉庫だった場所を室内練習場にしたみたい。

いつ頃からあるのかなどは知らない。

 

室内練習場を完備している野球チームは

このへんでは珍しいらしい。

だから他の野球チームの人からは羨ましがられている。

 

子ども達全員で屋内練習ができるほど広いわけではなく

主にバッティング練習がメインの屋内練習場。

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こんな感じになっている。

今、反対側は写真に写っているスペースと

同じ広さくらいのスペースが空いている。

 

原則、当日の予約のみ受け付け可能。

朝、7時から受付を開始、ひと家族1時間単位で貸出。

PM17:00〜の予約が最終の時間となっていて

チームに入団している子供は無料、

他のチームの子供及び、中学生は100円だそうな。

 

しかしながら、なんてありがたい設備なのだろうか。

 

駐車場はオーナーの自宅のお庭をお借りできる。

一時間、入れ替え制。

2台分の駐車スペースが確保されているので車で行っても大丈夫。

 

縦列駐車をしなくてはならないらしいので

私的には人様のお宅だし、、、苦手な駐車に加えて縦列・・・

こわっ!!てことで 

おそらくここを利用する時はチャリで行くことになるだろう(笑)

 

 

わが家はまだ一度も利用したことがない。

 

子どものみでの利用ができない為、なかなか利用することができない。

時間に余裕のあるお母さんたちは子どもが学校から帰ってきてからの

時間を利用してバッティング練習に訪れている様子。

 

わが家は・・・私が毎日仕事で遅い為、連れていってあげられない。

ごめんよ、子供たちよ(泣)

 

あとは土・日の練習がない時間帯や雨で練習が無くなった日など

練習場利用の為のグループラインが作られていて

朝7:00を過ぎると一斉に予約の為のグループラインの着信音が

連ちゃんで鳴りまくる(笑)

 

なのでこのグループラインの通知音は

OFFにしおいたほうがよさそうだ(笑)

 

 

数日前に野球チームの役員のみで作られた

グループラインで掃除をする連絡をうけた。

 

12月に入団したばかりの私だけれど、

このチームには6年生が一人もおらず、

役員は「最高学年の保護者」と決められているので

3年生と5年生の親である私は入りたてホヤホヤではあるが

既に役員の一員なのだ。

 

役員のグループラインに掃除を5年で行いますと書いてあったので

てっきり5年の保護者で行うものと思ってたが

どうやらそうではないらしい。

 

「5年の子供たちと役員さん」ということだったらしい。

 

当日の朝、屋内練習場に到着すると子供たちが集まっており

あ、あれ?? これはもしや 息子もつれてくるべきだったのか!と

一瞬で察知した。

 

自宅から自転車で10分くらいの場所。

知ってる場所なら息子を呼べるが息子はこの屋内練習場の場所を知らないし

道中の道のりは少し危険な場所が数か所あるしそもそも学区外。

ひとりで来させるわけにもいかず、かといって

もう一度家に戻り息子を連れてくる時間もない。

 

なのでとりえあえず、今年は息子は呼ばず私が二人分働こう!と心に決めた。

 

チームの子供たちが〇〇くんはどうしたの??とこないの?と

代わる代わる聞いてきたので私の勘違いで連れてこれなかったことを伝えた。

 

ちゃんと伝えてあげないと「掃除が嫌でサボった」と思われていたら

息子がかわいそうだしね。

 

さて、定刻を迎え掃除にとりかかることに。

 

どこから何をどのようにどこまで掃除をするのか

他のお母さんたちに聞いて掃除を始めた。

 

この倉庫内には野球の練習をするスペースのほかに

優勝カップやトロフィ、優勝旗や野球の道具など

たくさんのものが置いてある。

大会で記念撮影した写真が主催者から贈られるようで

子供たちの集合写真が数年分、

フレームに入れられた状態で飾られていた。

 

それらを見ながら掃除に励む。

たくさんならぶトロフィー。

 

ほんと、強いチームなんだなぁ・・・と実感する。

 

 

倉庫の中の地面はコンクリート

西側の壁にはほとんどが窓。

それらの窓を全部開けて掃除をする。

 

下がコンクリートだから入り込んだ砂ぼこりが

ほうきではくだび舞いまくる。

 

倉庫の奥には必要そうなものと不要そうなものと

たくさんの荷物が置かれている。

チームの所有物とオーナーの所有物がたくさん。

 

正直どこまで手をつけていいのやら??とちょっと困惑していた。

 

なので他のお母さんたちの様子を伺いながら掃除。

 

子供たちはというと、遊び半分、掃除半分といった感じ。

まぁ、保護者もね?子供たちにそこまで期待していない感じだ(笑)

 

さて、この倉庫には二階もあるらしい。

誰かが子供たちに二階も履いてきなさーいと指示をだし

数名の子供がほうきとちりとり、ゴミ袋をもって二階へ行った。

 

すると二階からドシン、ドシン、ドタドタと響く音。

しばらくして子供たちが降りてきた。

 

下の階の掃除も八割くらい終わっていたので

二階を見てみたいと思った私は

ちょっと二階見てきまーす!と告げて二階へ。

 

すると・・・・・

 

 

全然、綺麗になっとらん!!!

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つーーーーーか、ここは本当に屋内??と思うくらい

窓辺に大量の落ち葉。

 

これ、もはや外でしょ??ってくらいの落ち葉。

 

二階は練習場としては使っていないようだ。

が、一階同様 二階の奥の方には野球の道具とオーナーの私物が

混在していてこれまたどこから手をつけていいのやら?

 

とりあえず、子供が中途半端に手をつけた広い部分を掃き掃除。

私が一人で黙々と掃き掃除をしているとお母さんが二人

二階にあがってきてくれた。

 

すると、あ、そこ、マジで手をつけます??

そこに手をかけたらキリなくないですか??という

ホコリと砂と落ち葉と荷物が混在する場所の片づけを始めた。

 

 

そうか・・・・そこもやるのか・・・・。

 

 

しょうがない、やるしかない。

 

 

懸命に掃除しましたよ。

つーーーーか、人様のお宅の掃除、

なにゆえここまで懸命にやっているのか・・・

 

自分の家の掃除すらままならないというのに・・・

人様の家の掃除にこれだけの気力と体力をつぎ込む

しかも、ただの一度もまだこの場所を利用したこともないのに・・・

 

 

いやいやいやいや、いかん、いかん、

そんな心の狭い考えは捨てなければいかん。

 

無償でこんな素敵な場所を提供してくれている

オーナーへの感謝の気持ち、

こういうことで表現するのが一番の方法なのだ。

 

と、

 

自分に言い聞かせながらせっせと励む。

努力の甲斐あり綺麗になりました。

 

 

 

9:30から掃除を開始して終わりが見えてきたのは11:00頃かな。

 

年明けにオーナーの畑で焼き芋会が行われる予定だ。

この日はその時に使う燃し木を畑に運び入れる作業も

行う予定で、役員の父数名も掃除に参加していた。

 

仕事で使う軽トラで来てくれていて

焼き芋会で燃し木に使う廃材や薪を運ぶ。

 

オーナーのお宅の裏手から次々にトラックに燃し木を積み込み。

するとそこへ子供たちが集まってきて全員がトラックの上で大はしゃぎ。

 

全てを積み終わると畑まで移動。

 

車が走り出すと子供たちは畑まで走ってくるーーーーと言って

ワーワーと楽しそうに飛び出していった。

 

子供たちがトラックと一緒に畑に行ってる間、

お母さんたちは休憩+やきいも会の打ち合わせ。

 

日曜は朝から雪がチラつくほど寒い日だった。

が、掃除が始まるとさほど寒さは気にならないくらいだったのに

掃除が終わって綺麗になった練習場の中で打ち合わせをしていると

あっという間に体が冷えてきた。

 

しばらくすると遠くから子供たちの声が聞こえてきた。

なにやら楽しそうな声がする。

 

どうやら畑からの帰り道、

子供たちは軽トラの荷台に乗って帰ってきたようだ。

 

そりゃ、楽しいハズだ(笑)

 

つーーーーか、本当はダメなんだけどね。

おまわりさんが居なくて良かったね、ってな話だ。

 

 

でもまぁ、なかなか出来ない体験だよね。

 

軽トラの荷台に乗って移動するのって最高に楽しいのよね。

 

昔、夏休みに父の田舎に帰ると毎回、

トラックの荷台に乗って移動していたことを思い出した。

 

 

父の田舎は福島で大大大大大の田舎、山の中。

お盆になると親戚一同が集まってきて墓参りに行くのだが

お墓があるのが本家からさらに山道を登ったところにあり

とてもじゃないが歩いて行ける距離じゃない。

 

かといって何台も車を出せるほど駐車スペースもないので

必要最低限の台数だけで親戚一同で移動しなければならなくて

年寄りはちゃんとした座席に座らせて、

子どもや若い衆は軽トラの荷台に乗ってお墓まで移動するのが

毎年の恒例になっていた。

 

生い茂る枝の中にある山道をガタゴト、ガタゴト、

落ちないようにトラックの荷台のヘリにつかまって

皆でワーワー、キャーキャーといいながら車に揺られるのが

本当に、本当に楽しかった。

 

そしてお墓まいりの帰り道、下り坂はさらにエキサイティング。

あぁ、、、、懐かしいな。

 

福島の田舎には自分が結婚した年の夏に

旦那を連れて両親と一緒に行ったのが最後だな。

 

もう、20年近く福島に帰っていないことになるなぁ。

 

 

って、ちょっと話が脱線しつつあるので話を戻そう(笑)

 

 

子供たちが無事、畑から戻ってきたので練習場の掃除を〆ることに。

いやぁ~お疲れさまでした~なんて言いながら

 

外は寒いし、鼻水が出てきたので

鼻をかもうとマスクを外すと・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんじゃこりゃぁ!!

 

 

 

 

 

マスクの内側、ビックリするぐらい真っ黒。

 

長時間、砂ぼこりが舞うなか掃除をしていたから

その空気を吸引しまくってしまっていたのだろう。

 

マスクは黒いは、顔も黒いは、

もちろん、服は汚れてるし、砂ぼこり臭いし

髪の毛はゴワゴワしてんし、超最悪。

 

 

が、

 

 

なんだか、その汚れを見て

なんていうか、充実感っていうか達成感?

皆、よく頑張ったね!!みたいな。

 

うわーーーーー!めっちゃ汚いねーーー!

なんて保護者通し笑い合って、

なんだか掃除を通して絆が深まりました的な?

 

ひとつのことをみんなでやる意味みたいなのを

得た瞬間でしたよ。

 

 

家に帰ってティッシュを鼻の穴につっこんでみると

恐ろしいくらい黒い鼻水が(笑)

 

 

うん、頑張った!私!!

 

 

 

 

 

家に到着して数時間後、

役員のグループラインに動画と写真がアップされた。

 

そこには楽しそうにみかんを頬張る写真や

お父さんが撮影してくれたらしく、

軽トラで移動中の子供たちの動画がアップされていた。

 

楽しそうな子供たちの様子を息子に見せてあげると

息子もそれを楽しそうに見ていた。

 

来年は6年生で正真正銘、最高学年となる。

つまり、来年もこの屋内練習場の掃除に参加することは確定している。

 

 

はぁ・・・・来年もあれやんのか・・・・。

 

 

 

まぁね? 来年はきっと「まだ一度も使用していない場所」ではなく

「今年一年、お世話になった場所」となっていることだろう。

 

 

だから、来年は息子と二人で参加して感謝を込めて掃除をしようと思う。

 

 

それにしても・・・・・掃除・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

マジ、疲れたーーーーーーーー!!!

 

 

 

 

おしまい。

 

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