絞り出したらひとつだけ。
今週のお題「買ってよかった2021」
今年もなんやかんやと出費の多い一年だったな。
「買って良かった」だなんて、物を買うのに
そんなに懐と心の余裕をもって買ったものなど
ほとんどなかったなぁ
買ったもののほぼ全部が
必要に迫られて買ったものばかりっていうか。
こんなのがあったら欲しいな、とか
ずっと欲しかったやつ、ついに買ったのーーーー!とか
そんな買い物はしていないような気がする。
だから「買って良かった2021」のお題を見て
しばらく頭を抱えちゃったわよ。
だけど、久しぶりにお題も書いてみたくなって
絞り出すくらい考えてみたらあったの!ひとつだけ!!
「買ってよかった」というよりは「飼ってよかった」って話。
我が家に今年、ジャンガリアンハムスターがやってきた。
8月の娘の誕生日のプレゼントだ。
子供たちには小さい頃からペットが飼いたい!と言われ続けてきたが
ペットを飼う大変さなどを一応知っているつもりの私。
自分が子供の頃、ネコを飼っていた。
正直、そのころのネコのお世話は母親がやっていた。
子供の動物が飼いたいあるある、
「ちゃんと自分でお世話す~る~か~ら~!お願い~飼いたい~!」と
親にお願いするが実際はやらず親任せっていうね(笑)
まぁ、自分もそんな感じでネコちゃんのお世話は
ほぼ母親に丸投げ状態だったよね。
でも、飼い猫のくうちゃん、大好きでした。
が、ちゃんとお世話をすると言ったのに
お世話をしない私にある時キレた母。
くうちゃんが毛玉と一緒に部屋の絨毯の上にゲボを吐いた時、
ゲボの片づけをしなさい!と一度マジで怒られたことがあったけ。
普段、同じようなことがあれば母親が何も言わず
片付けてくれていたのに
その日、母親の腹の虫のいどころが悪かっただけなのか
はたまた、動物のお世話の大変さを学ばせたかったからなのか
「動物の嘔吐物を片付ける」という行為を汚いから嫌だという私に
それが片付けられない様なら動物を飼う資格がない!と言い
片付けられるまで夕ご飯は食べさせない!と宣言された。
二階の部屋の絨毯に吐かれたゲボを見つめながら
無理、触れない、ヤダ、汚い・・・・と
メソメソ、グズグズと泣いていた時のことを
今でも結構鮮明に覚えている。
あのとき、くうちゃんが吐いた嘔吐物の
色も形もしっかりと覚えている。
そのくらい、あの出来事は私の中でペットを飼うということの
大変さを胸に刻まされた大きな出来事だった。
結局、あの時私は最終的には泣きながらゲボを片付けた。
片付けることができた。
あのとき、親がしてくれた教育は間違っていなかったと思う。
心を鬼にして「動物を飼うということ」を学ばせてくれた
母親には本当に感謝している。
んで、その時の想いを深く心に刻み生きてきた私。
ペットを飼うということは大変なことであることは
身に染みてわかっている。
生きとし生けるもの、必ず終わりがあることも
中学校の時にくうちゃんが死んでしまった時
悲しい気持ちを経験したことも含めてね。
どんな生き物を飼うにしても多かれ少なかれ
お世話に手がかかるものだ。
自分の事も出来ないことが多い子供に
ペットの世話などできるはずもなく
ペット飼いたいあるあるの子供が使う常套句。
「ちゃんと自分でや~る~か~ら~」は100%信じていない。
とはいえ、生き物を飼う経験は無駄にはならないし
経験としてはしておいた方が人生に彩りを与えてくれる
ということも事実。
なので、今まで我が家では様々な生き物を飼育してきた。
クワガタ、カブトムシ、カエル、メダカ、トカゲ
過去の記事を貼り付けようと「カブトムシ」と
自分のブログの中を検索かけたらめっちゃ、いっぱい
出てきたからとりあえず三つだけ貼り付けておこう。
全部貼ったら、キリがなさそう(笑)
現在、我が家で飼っているのはトカゲとカメとメダカ。
トカゲの日記もたくさん出てきたのでとりあえず二つくらい貼っておこうかな。
さて、そしてそんな我が家に今年の夏、新しい家族をお迎えした。
この子である。
子供にはネコや犬を昔からお願いされているが
正直、ネコや犬は手が掛かりすぎる。
飼う限りは私にも覚悟が必要。
ネコも犬も現実問題、お金もかかるしお世話に時間もかかる。
だいぶ手が掛からなくなってきたとはいえ
まだまだ子供に費やす手間も時間も必要だ。
子育てと並行して仕事も家事も、旦那の世話も(笑)
私にはネコや犬を飼えるほどの心とお金と時間の余裕がない。
ということで、
比較的、お金も時間も負担の少ないハムスターを
「買い」「飼う」こととなった。
娘の誕生日プレゼントなのだから基本、お世話は娘の仕事
それを条件に飼うことにした。
娘は毎日、水換えと餌やりをしている。
朝、モコちゃんの←ハムスターの名前だ。
水換えた? ご飯あげた?とお世話をすることを
促してあげないといけない日もあるが
私が思っていたよりはしっかりとお世話係が出来ているように思う。
我が家の居間の一画にモコちゃんの飼育ケースが置かれている。
まわし車をひたすら走っている姿や餌を頬袋いっぱいに
頬ばっている姿が本当に可愛らしい。
ペットは癒しを与えてくれる。
娘が欲しがって買ったハムスターだが、
自分も若い頃、ハムスターを飼っていた。
小鳥も飼っていたこともある。
私は小動物が大好きなのだ。
だから、たぶん本当は娘より私の方が
喜んでいるんじゃないかな(笑)
毎日、毎日、本当に忙しくて心を亡くしてしまいそうな日がある。
そんな日も、モコちゃんを見ていると心が癒される。
時間に追われ、仕事に追われ、
体力も身も心も削って生きている私には最高の癒し。
「買ってよかった」そして「飼ってよかった」は
ハムスターのモコちゃん、かな。
さて、お題をクリアできたのでもうひとつだけ
私の癒しの瞬間を書こう。
それは、最近会社の構内に現れたタヌキくんの話。
こないだ会社の構内を歩いていると
自分の席のある事務所の前の辺りを散歩する一匹のタヌキ君と遭遇。
うちの会社にはいろいろな動物が現れる。
タヌキ君の他に過去、現れた生き物たちは
カモ、キジ、ハクビシン、ネコ、カニ(笑)、メジロ、ヤモリ、などなど。
タヌキ君はごくごくたまーーーーに登場するのだが
野生動物だしね、警戒心が強くて
あ!いる!!と発見したとしてもあっという間にその場を
去ってしまってその姿を拝めるのはほんの一瞬。
が、数日前に遭遇したタヌキくんはわりとゆっくりめのご滞在。
工場の角を曲がったらタヌキ君と目が合った。
お!! 丸々と太ったかわいい姿。
いつもなら目があった時点で逃げてしまうのに
今回は警戒はしつつも逃げない。
なので急いで自分のデスク携帯をとりに戻り再び外へ。
見事、写真と動画の両方を撮ることに成功。
たぬき君のかわいい姿をひとり占めするのも
もったいないので職場の人に声をかけると
みんなぞろぞろ外に出てきてしばらくの間
皆でタヌキくんを見守っていた。
しばらくするとタヌキくんは構内の周辺を
取り囲むようにある雑木林の中へ戻っていった。
マジ、可愛かった。
仕事で荒んだ心がポワーっと癒された瞬間だった。
タヌキ君との遭遇から数日後、
ほんの2,3日前再び、タヌキくん、来社(笑)
前回の子と同じ子かもしれない。
丸々と太ったかわいい子。
今回もまた、悠然と構内を通過していった。
動物はいいなぁ~
かわいいなぁ~
癒されるなぁ~
おしまい。
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