思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

娘のお遊戯会。

土曜日、娘の保育園でお遊戯会があった。
娘の通う保育園ではこのお遊戯会のことを
「おさらい会」と言う。

娘の保育園では年少から
和太鼓の講習を受けるようになる。

小さな頃から少しずつ和太鼓に触れて
年長児になる頃には
それは、それは素晴らしい和太鼓を
披露してくれるようになるのだ。

地元のお祭りで叩いたり、
その年によって太鼓を披露する場が
多かったり、少なかったりする。

息子が年長の年は、
地元のお祭りなどのオープニングセレモニーで
叩いてくださいと園側にオファーがきたり

4年に1度、順番で回ってくる
1月の消防の出初め式での太鼓披露や
その他、市の主催でその年、
初めて行われたファミリーコンサートなど
色んな場所で太鼓披露の場を設けてもらって
かなり見ごたえのある年となった。

来年、娘は年長さんだ、
披露の場をたくさんもらえるといいな。

そんなこんなで、娘の保育園では
和太鼓に力を入れている。

日頃から練習をしているが、
この「おさらい会」の前になると
より一層練習量が増える。


太鼓を使わずにリズムを覚える練習を
毎日、毎日する。


正座をして自分の腿を太鼓代わりに
手のひらで、いーち、にー、さーん、と
反復練習の日々。
お膝に内出血の痕がつくほど
一生懸命だ(笑)

本当に偉い!としか言いようがない。

そしてこんなにも小さな子供達に
それを教え込む先生も大変だなぁ、と
思いながらも日に日に上達していく
子供達を見ていつも感心している。


朝の会で歌を歌う。

お遊戯の練習をする。

和太鼓を叩く。

年間を通して取り組んできたものの
集大成として開かれる「おさらい会」

保育園行事で運動会と並ぶ
二大イベントのひとつだ。


ウチの保育園は残念ながら
ホールがとても狭い。

おさらい会用に特設のステージが設置されて
あいたスペースに保護者の観覧席がつくられる。

椅子はいつも園児が座っている子供用の椅子が並ぶ。
小さいので長時間座っているだけでも疲れるが

椅子は前後左右の間隔が激狭で本当にぎゅうぎゅう(笑)
体の大きいお父さんは本当に窮屈そうだ。

それでも我が子の晴れ姿を間近で見ようと
朝から園庭には行列ができる。

8:30開場だというのに一番早い人だと朝の
4時だか5時だかに来てる人もいるって噂だ。

さすがにそこまでする気にはならない(笑)


私は今回、開場の40分前くらいに園庭に到着した。
既にたくさん保護者が並んでいたけれど、
まぁ、そこそこな場所を確保できるだろうという位置。


娘と二人で並ぶ。


時間ギリギリまで夜勤で帰れない旦那は
8:30分の開場時間に合わせて息子と二人で
後からかけつける予定になっていた。

開場5分前に息子と旦那が到着。

兄とお父さんの姿を見つけて
園庭で遊んでいた娘が駆け寄ってきた

そして娘が私に一言。


「お母さん、私ないものがあるの」

「ん? なに?ないものって。」

「黒いやつ」

「ん?黒いヤツ?」

次の瞬間母は凍った・・・・。





娘に制服のブレザーを着せてくるのを忘れた!!!


マジかぁ!!!!


娘の保育園は制服がある。

そして歌のときは制服で歌う。


普段も制服を着て登園しているが
冬場はブラウスの上に直接
コートを着せるために
ブレザーを着せない。

これはウチに限らず、ほとんどのご家庭が
そうしていて、ブレザーは購入するものの
あまり着ない子のほうが多い。

なのでおさらい会の予行練習があったときも
お知らせのホワイトボードに
「ブレザー忘れないでください」と
先生が注意書きをするほど、
普段は着用しない子のほうが多いのだ。


普段、着ないのですっかり
頭から抜け落ちてしまった。


旦那に、ありえねーーーよ!と
突っ込みを受けながら焦る私。

取りに帰るしかない・・・。


あぁ、娘よ、せめてお父さんが家を
出る前に教えてくれればお父さんに
持ってきてもらえたのに(泣)


さて、どうしたものか。


車で保育園まで来たもの、
おさらい会の日はいつも保護者の車は
駐車場にすし詰め状態で駐車するので
一度停めた車を出すことはできない。


保育園から自宅までは徒歩15分の道のり
開場5分前に家に走って取りに帰る。


45分から開会だ。


娘の唄の出番までは少し余裕があるが・・・。
とにかくダッシュ!!


母ダッシュ!!

が、普段運動なんてしない40歳主婦が
そう長く走れるわけもなく

休み、休み、はぁはぁ、息を切らしながら家まで
走ったり、早歩きしたり(笑)


家に到着。

息を切らしたまま、保育園に電話を一本入れる。
ブレザーを忘れて取に帰っていることを伝え
もし、間に合わなかったそのときは
保育園にある、制服注文するとき用の
試着のブレザーを貸してくださいと手配の
電話を入れると、「わかりましたよ」と
こころよくお返事をくれた。

「お母さん!大丈夫ですから、事故のないように
焦らず帰ってきてくださいね!!」と

はぁはぁ、変質者かと思われそうなほど
電話口で息を切らす私に声をかけてくれた(笑)


家から保育園までは自転車。

ずーーーと乗っていない自転車。
タイヤに空気がちゃんと入っていないかも??

空気入れに時間をかけるくらいなら
また、走ったほうがいいか??などと
思いつつドキドキしながらタイヤを触ると

ラッキー!!


空気はしっかり入ってる!!

これならイケる!!!

チャリにまたがり猛ダッシュ!!


園に到着。
ブレザーを先生に手渡し一安心。
先生にもお礼を言い保護者席へ。


保護者席を見渡し旦那と息子の姿を探す。
が、見つからない。


よく見渡すと想像よりも
はるかに前のほうの席に座っていた。
かなりいい席が取れたようだ(笑)


ぎゅうぎゅうにひしめき合うように座る
保護者の間を頭を下げながら
旦那と息子のもとへ。

開演が少し遅れていたようで
ぎりぎりセーフで到着できた。


あぁ、自転車に空気が入っていて本当に良かった。




おさらい会は滞りなく進む。
幼稚園とちがい保育園は年少よりも
小さい赤ちゃんがいることだ。


まだ歩くこともできないくらいの
小さな子供が衣装を着て、
先生のお膝の上で踊ったり、なにしろキュートで
もうね?目がハートになっちゃう(笑)

ステージの上から親に手を振っちゃう子
ステージから降りて親や先生のところへ
行こうとしてしまう子などなど、

ちょっとした動きがあるだけで会場は
笑い声に包まれる。

あぁ、なんてあたたかい空気感。

こういうのってほんと、いいよね。



娘の出番は合唱、お遊戯、和太鼓の3つ。

最初は合唱だ。

ステージの上から最初はキョロキョロ
私たちを探している様子(笑)


見つけると含み笑いをして
ちょっとだけ照れくさそうに、でも笑顔。


一生懸命歌を歌っていました。


そして次の出番。


娘はこのたびキューレンジャーのピンク役だ。


各学年3~4チームくらいにグループ分けがされ
グループごとに違う曲、違う衣装に身を包み
お遊戯をする。

お遊戯で着る衣装は全て先生たちの手作りだ。
毎年、少しずつ衣装を作り、着まわしたりしているが
とにかく膨大な量の衣装があるんじゃないかな?


しかも!クオリティーが高い!!


おさらい会で着る衣装は保護者が
作ってください、なんてもし言われたら
転園を考えようかな?と思うくらい私は
裁縫が苦手だ(笑)


幸い、うちの保育園は先生が全部
準備をしてくれるのでとても助かっている。

そして、とにかく、衣装がどれもこれも可愛い!!
毎年どんな衣装を着させてもらえるのかと
楽しみにしている。


年中クラスの中で必ず毎年恒例になっているのが
その年のTVで放映されている戦隊モノのお遊戯だ、
仮面ライダーじゃないほうのやつ。

〇〇ジャー!!のほうね。


年中でこの〇〇ジャーシリーズに選ばれて
おさらい会で踊ることを楽しみにしている
保護者と子供は多いことだろう。

もちろん私もその中の一人だ。


残念ながら息子の時は〇〇ジャーシリーズの
メンバーになれなかった。

が!

今年、娘が〇〇ジャーのメンバーになれた。

しかもピンク!!

嬉しかったなぁ。


おさらい会前日、息子が娘になにやら言っている。

息子: 
明日はおさらい会頑張れよ! 
キューレンジャーはみんなが大好きなやつなんだからな?
しっかり、ちゃんと踊らないとダメなんだからな!

娘:
うん、わかった、恥ずかしいがらずちゃんと踊る!!

と、
卒園生である先輩の兄から妹へ
激励の言葉を送っていた(笑)

息子も保育園でこの〇〇ジャーがおさらい会の中でも
花形?のお遊戯であることを感じていたようだ。


おさらい会、数日前にステージが設置されると
ステージを使っての練習が始まる

自分の練習以外の時は
子供達はステージの前に座り見学をする。
その中でもみんなが大好き〇〇ジャーの
練習が始まるとステージの下でも
子供達が踊り出すほど大人気。


息子と娘、二人のうちどちらか一人でも
選ばれるといいなぁ・・・と思っていたから
母も嬉しかったなぁ。

かっこよくポーズ決めてました。

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ちなみにこちらは去年の息子の写真
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ワンピースのルフィですね。

一番左側の子が我が息子。
ちょっとふとっちょルフィでした(笑)

そしてこちらが去年の娘。
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衣装、凝ってるでしょ??

これが手作りとはねぇ??

先生、あっぱれ!!

先生、ありがとう!!

先生、お疲れ様!!



おしまい!!!!