息子の心は海より広い??
最近、息子が学童で色々な遊びを覚えてくる。
保育園の頃はブロックで遊んだり、
積み木で遊んだり、絵を描いたり、
台所で料理をつくりながら、
子供が「お母さん~これ作ったのー!!」って
みせてくれるやつを
「へぇ~上手にできたねぇ!」なんてね?
答えるだけで良かったんだけど。
最近はお友だちと一緒にする遊びを
覚えてくるから
「お母さん!一緒にやろう!!」ってのが増えた。
やってあげたいんだけどさー、
夕方は戦場なんだよね??
とてもじゃないけど、遊んでる暇なんてない。
とはいえ、たまにはやってあげないと
可哀相だしってことで何をやるの?と聞くと
「すごろく!!」
「僕が作るから待ってて!」というので
食事をつくりながら待つ。
待つこと数分ですごろくが出来上がったよう。
「お母さん!石ちょうだい!!」
は?
石??
「何に使うの?」と聞くと
すごろくの上に置くやつに使うの!
置くやつ??
お母さん好きな石拾ってきて!!
………どうやら
すごろくの駒をのことらしい
学童ですごろくやるとき石なの??(笑)
なんか、他にいいものはなかったのだろうか??
おはじきとかさ、けしゴムとかさー(笑)
石はちょっと、やだからさー、
これ使いなさいと私が息子に手渡したものは
これまたつい最近、学童で教わってきたオセロ。
我が家のオセロは裏側が
チェス版になってるタイプ。
家でもオセロを最近やってたから、
出しっぱなしになってたチェスの駒を使用。
なんともミスマッチである(笑)
しかも、ひらがな読めないところ多々あるし。
「1回休み」に止まると
えぇ~まじかよぉ~!!とかいいながらも
めっちゃ、楽しそう。
よくもまぁ、このすごろくでそこまで
楽しめるなぁ…と子供の純粋さに驚くよね(笑)
今度、「1回休み」以外の「3マス下がる」とか
「スタートへもどる」とかね
もう少しレパートリー増やしたやつ
つくってあげようかな(笑)
にしても、初めて子供が自分で書いた
すごろく……完成度低っっ!!(笑)
でも、こうして少しずつ自分で作ることの
楽しさとか知っていくのだろうな~
買うんじゃなくて、自分で作る喜びね。
私、勉強もスポーツもぱっとしない
小学生時代だったけど、図工だけは得意。
中学に入ってからも美術だけは
成績良かったんだよねー。
私の血を残念ながら、
息子は受け継いでない様子(笑)
描いたり、作ったりは
娘のほうが得意みたいね。
とはいえ、息子も今より少し
小さかった頃からくらべれば絵もだいぶ
上達したなーと思います。
そういえば、最近どうしても
息子よりも下の娘のほうが何をするにも
呑み込みが早いし、運動神経も娘のほうが良いし。
なので、ついついお兄ちゃん、
悔しくないの??って聞いちゃう。
妹のほうができてるじゃない?って。
そうすると、別にいいだ俺は~悔しくないし~
なんて言って、なんともマイペース。
こないだ学童でも、上の学年の子にちょっと、
からかわれて「ばいば~い、おデブちゃ~ん」
などと言われていたので
「あんな風に言われて悔しくないの?」と聞くと、
「いいんだよ、あーゆーのは無視しとけばさ~」
だって(笑)
なんて、大きいんだろう?この子の心は(笑)
感心したものです。
のんびり、マイペースでおおらか。
ちょっとビビり、怖がりさんだけど
本当に心優しい。
昨日も洗濯物の入ったかごを
2階まで運んでくれた。
乾いた洗濯物を、はずして私が干してる間に
はずした洗濯物をたたんでくれた。
「お母さんはいつも大変だねぇ、
毎日、こんなことするの疲れるねぇ、
他にもご飯作ったり、お父さんの洋服だしたり
やることいっぱいだから忙しいよねぇ。
俺、お母さんが大変なの少しわかったよ~」
なんて言ってくれました。
洗濯物のカゴ運んでちょっとだけ、
洗濯物畳んだだけなのにね?
もう、大変さがわかったようですよ(笑)
でも、ちょっとだけでも体験してさ、
わかろうとしてくれるところが優しいよね。
旦那にもこの息子の
優しい気持ちの1/10でもあればねぇ?(笑)
まぁ、無理ね(笑)
特に期待もしてませんけど。
さて、息子がたたんでくれた
洗濯物、残念ながらそのままタンスに
しまうとしわができちゃいそうなので、
息子が寝たあと、
こっそり畳み直ししてタンスへ(笑)
まだ、まだ、ちゃんと仕込まないとねー。
綺麗にたためるようにね!
いつか、わたしの手となり足となり
働いてもらわなくちゃね(笑)
このまま、優しい子に育って欲しいなぁ。
反抗期怖いなぁ……。
壁に穴あいたりするのかな??
怖い、怖い。
今はこんなに可愛らしくて
お母さん大好きっ子なのになぁ。
……………遠い目。
まぁ、心配の先取りはダメね。
とりあえず今は優しいわが子のために
なんとか、夕方でも時間作って遊んで
あげたいなぁ…。
お母さん、遊んで!なんて
言ってもらえるのはきっとあと、
ほんの数年だけなんだろうしねぇ。
今を大切にしますね。
おしまい。