火事、その後。
昨日の火事。
夕方頃になってやっと現場の中へ入ることができた。
会社の代表の人が数人で中をみると
うちの製品があるフロアの床は水浸し。
が!!
印刷物はいつも荷崩れ防止のために製品の上下には
ダンボールがかぶせた状態でパレットに積んであり、
製品全体をラップでぐるぐる巻きにしてあるので
急な雨で少しくらい濡れても中は濡れないようになってる。
そのおかげでなんとか製品は無事だったようだ。
事前の情報で製品は使えなさそうだ、という話で
急遽、会社では刷り直しの手配で慌しく動いていたが
既に刷り始めていたものをストップ。
私が刷り直しのために行う仕事は既に完了していて
全て無駄になってしまったものの、
印刷物を刷り直すには、膨大なお金がかかる。
紙代、この刷り直しのせいで遅れた仕事をこなすため
休日も機械を回すための人件費・光熱費 その他もろもろ
それを回避できたのだから まぁ良かったよね。
でもあたしの時間返して? ってちょっと思うよね(笑)
そのせいで出来なかった仕事いっぱいあるんだしさー。
まぁ、しょうがないか。今回は不測の事態でしたしね。
夕方、現場から製品を引き上げるために会社の
男の人達が現場の大量の水をまず処理するところから
作業をしたみたい。
なにしろ、水の処理は大変だったらしく、
消防の人から回収した水はそのまま捨ててはいけないと
指導を受けたみたい。
え?
水を捨てるな?
イヤイヤイヤイヤイヤ・・・・無理でしょ?そんなの。
何でも、回収した水はタンクに入れて保管し、
水の成分を調べて安全な水だと確認できるまで
捨てられないとかそんな話らしい。
いや、確かに、気持ちは分かるけど
火事で燃えたものに放水したものだし
燃えたものから有害な物質がでているかもしれないしねぇ?
わかるけど・・・・
大変すぎない?
水を回収するって。 全部なんて回収しきれるもんじゃないし
だいたい、地面に吸い込まれた水なんてどのみち回収なんて
できないんだし、それなのに建ての物の中に残った水だけは
回収しろってなんか変じゃない?
昨日、その作業をした男の人今日、筋肉痛ですってよ。
でしょうね。 もう、お疲れ様としか言えない(笑)
とまぁ、そんな感じで昨日の火事騒ぎは収まりつつあります。
が!
今朝、会社にきたらちょっとびっくり。
昨日火事があった場所。
まだ、完全に消えていなかった場所があったのか
どこか見えないところでくすぶっていたのでしょうね?
昨日の夜、また火が出たそうで。
まぁ、昨日は少しものが燃えた程度で済んだみたいだけど。
つくづく、火事って怖いわ~などと思いました。
大きな建物で見た目はそんなにひどそうには
みえないけれど 倉庫だし、そんなに大きな窓もないから
コンクリートに覆われて中は全然見えないし。
ただ小さい窓の周りにはススがついて黒くなってる。
中はどんなになってるのかな?
中に入った人によれば、
「やっぱりゾッとするぞ」と言っていた。
匂いもひどいし、製品の情報を早く知りたいので
一日中、ほぼ、現場につきっきりだった人は服や体に
匂いが染み付いてお風呂に入っても匂いが落ちないような
そんな気がするといっていた。
ほんと、大変だ、火事は。
燃えた倉庫もこれから色々保障の問題とかで大変だろうし
うちも、倉庫が綺麗に整備されるまで
製品の預け先、別のところを探すことになるのだろうし
会社の目の前で便利だったからよけいに痛手だよね。
遠くの倉庫に預けるとなれば、さらに輸送費がかかるしさ。
しばらくバタバタしそうなわが社ですよ~。
おしまい。