「楽」を「極楽」に。
今週のお題「自分にご褒美」
なになに？自分にご褒美ですって？
私ほど、ご褒美をもらうにふさわしい人間はいないんじゃないか？？
なんてな(笑)
でもね？
自分で言うのも何ですが
毎日、毎日、毎日、毎日、本当に頑張ってるんです。
家事はそこそこですが、、、、、だって家事にまで
全力で取り組んだら、私、本当に倒れてしまう。
子育てはほぼ全力でやってます。
「ほぼ」ね(笑)
まだまだ力を注ぐべく余白？はたっぷりある。
が、そこまで完璧を求める必要もないな、と思っている。
母が子を想い沢山のことをしてあげたり、与えてあげたり、
有り余るほどしてあげることだけが全てじゃないっていうか
「ちょっと足りない」
これくらいがちょうどいいと思う。
満たされ過ぎると人は感覚が鈍るもの。
満たされ過ぎるとハングリーさを失う。
やってもらって当たり前、
優しくされるのが当たり前、
至れり尽くせりの生活が当たり前、
それじゃダメだと思うのよね。
努力や、人の気持ちを察する力を
小さいうちから身に着けていくことが大事だと思う。
私が今一番、頑張っていて、
ご褒美を要求してもバチが当たらないんじゃないか！？って
思うのは「仕事」について。
常々思っているが、私は仕事をしすぎだと思う。
勤務時間の長さとかそういうのも含めだけど
特に感じるのは業務内容だ。
同じ会社に25年も務めていると
それなりに責任のある仕事を任されるようになるし
今まで構築してきた人間関係なども駆使して
円滑にに仕事を進められるようになる。
ぶつかり合う人同士の間にたって
自分が緩衝材の役割を担うこともできる。
が、それらができるようになると
人に頼られ過ぎるというデメリットを背負うことになる。
こっちは工場の中をかけまわり、電話で問い合わせをし、
トイレも行けない、喉がカラカラになるまで
水分すら取る余裕もないほど全力で事に当たっている。
午前中なんてあっという間だ。
始業から昼休みまでの4時間が本当にあっという間なのだ。
大きなトラブルがなければ午後は午前中に比べると
少し落ち着くのだが、
まぁ、毎日、なんやかんやとトラブルが発生する会社なので
午後もあっという間に過ぎる日が多い。
「あの人に任せておけば安心だ」
「あの人になら頼みやすい」と
思ってもらえることは光栄なことだけれど・・・
どうしても仕事の依頼が自分に集中してしまう。
他の人に頼んでくれよ！！と思うけれど
他の人に頼んでうまく事が進まないと
結局自分にまた戻ってきてしまうし、困ったもんだよ。
私だってできないことや知らないことが
まだまだたくさんある。
でも、知らないことにぶち当たれば
知ってる人に丸投げするんじゃなくて
知ってる人に聞いて自分でやれるよう心掛けている。
そうやって自分に力をつけてきたわけですよ。
なのに・・・
うちの会社は・・・
向上心が足りない人が多いのかな？
これは自分の仕事じゃないから知らない、とか
それはやったことないからできない、とか
私ならそんなの嫌だけど。
いやね？
別にプライベートでどんな生活しようと
好きにしてくださいって感じだけど。
仕事はね？
お金もらってるんですよ？
そりゃ、満足いく金額もらっているとは到底思えないけれど
それでもちゃんと毎月、毎月、お給料もらってるんでしょう？
ならばもっとそれに見合った働きしなさいよ、って思うわけですよ。
自分さえよければそれでよくて、
人に頼って、押し付けて、楽をしようと思えば
私だっていくらでも楽できるって知ってます。
だけど、そんな人は人に頼られることもないし
尊敬もされないし、もし何か困った時に
助けてあげようなんて思えないし、
それでもいいから楽したい。
人に軽蔑されてもいいから楽したい。
私はそんな人間にはなりたくない。
楽ばかりするって楽しいですか？
私は楽ばかり選択する人生なんて嫌なんです。
楽ばかりの生活を「楽しい」と
思えてしまう人間にはなりたくないのです。
そりゃ、時には思いますよ？
朝起きて、寝るまで、ずーーーーと、ずーーーーーと
頑張り続けるなんてさすがに無理だし。
だから、たまには楽な道を選ぶ時もある。
でも、一度「楽」を選んでしまうと
「楽」をしたことへの罪悪感が押し寄せる。
でも、ものすごーーーーーーく頑張った日や
ずっと、ずっと、自分にムチを打って
努力を重ねてきた時だけは「楽」を選択しても
罪悪感に苛まれることはない。
頑張った後に選択した「楽」は「極楽」に変わるのです。
たぶん、私にとってのご褒美は
「罪悪感の湧かない楽」をすることかな。
楽をしても罪悪感がわかないようにするためには
ものすごく頑張らないといけない。
たまには自分を甘やかせてもいいのでは？と
自分が思えるくらい頑張らないといけない。
周囲の人が「もっと楽をしてもいいよ」と
言ってくれると嬉しいけれど
自分の中の正義感が納得のいくまで
やりこんでからじゃないと「楽」がご褒美にはならない。
さて、こんなに堅苦しいご褒美ではなくて、
もっとお手軽にできる自分へのご褒美って何かしら？と考えると
たまに「体のメンテナンス」と銘打って行く
マッサージだとか、スーパー銭湯だとか、
ちょっといいお肉を一人分だけ買って帰り
子どもが寝たあと一人でガス台の前に立って
フライパンで肉を焼きながらそれをつまみ
一杯飲むのが至福の時だったり？(笑)
そういうのが自分へのご褒美かな。
私の人生は昔から人に奉仕することの多い人生だ。
次女だからか？？
小さい頃から姉に仕える身だった(笑)
仕える身というとカッコいいけれど
いわゆる「パシリ」だ(笑)
人に動かされることに慣れ過ぎていて
人を動かすことは不慣れ。
人の為にこの身を動かし奉仕することに
やりがいや、生きがいを感じる。
高校時代は剣道部のマネージャーだった。
会社に入ってからは会社の草野球チームでもマネージャー。
最近はやらなくなったが
若い頃は忘年会、新年会の幹事ばかりやっていたし
子どもが保育園に通うようになったら
保護者会の役員を頼まれて通常2年の任期のハズが
気付けば3年もやることになったし、
子どもが小学校にあがれば今度は
学童の役員を頼まれてしまうし。
が、役員といっても会長ではなくいつも「副」だ(笑)
「長」ではなく「サブ的」なポジション。
もちろん「会長」なんて重要ポストは私には荷が重い。
「会長」になるひとはやはり「人を動かせる力」がないといけない。
だから私には絶対無理。
が、
自分で言うのはなんだけど「副」のポジションはある意味
適任だと自分でも思っている。
決断を下す「長」が居て実際に「実行」する兵が居て。
私は「兵」なのだ。
43年生きてきて、長い年月の中で私はメキメキと
「兵」としての力を蓄えてきた。
そして、今それをフル活用しているところだ。
たまには人を使う側の人間になりたいと思う時もあるが
なかなかどうして私には無理のよう(笑)
たぶん一生、私は「兵」である。
さて、今日もお仕事頑張りました。
家に帰ってからも息をつく間もなく夕食づくりをして
家族でご飯を食べ、夜勤の旦那を送り出し、
今は息子はゲーム、娘はYouTube、母はブログ書き。
各々がフリータイムだ。
そろそろ子どもを寝かせなくては。
お茶碗もまだ洗ってないし、お風呂もまだ入っていない。
今週も一週間頑張って、週末を迎えたら
美味しいおつまみとお酒を買い込んで
ご褒美タイムを設けよう。
おしまい。
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