あぁ、、、ついになってしまった。
ついに来ちゃいましたよ、我が家にもコロナ菌が。
先週の木曜日、娘が帰るなり眠いから寝る~と言って布団へ直行。
まぁ、ご飯ができるまで少し寝てな~なんてご飯を作っていたのです。
ご飯が作り終わり、声をかけてもまだ眠い…と言うので
じゃぁ、まぁいっか。起きたら食べな~なんて言っていた。
それから30分経過した頃。
娘がムクリと起きてきて「お母さん、頭が痛い」
ヤバ・・・悪い予感しかしない。
熱を測ると38.4。
マジか、来たな、こりゃ。
ここ数日、娘の小学校で一時落ち着いていたコロナ感染者の報告が
ポツポツ出始めていたし学童でもポツポツ。
ただの風邪であって欲しいと願いつつも
半分以上、あぁ、コロナきたな・・・って思ってたよね。
1時間くらい前に旦那は夜勤に出かけたばかり。
旦那に電話で報告。
連絡を受けた旦那もすぐに家に帰ってきた。
もし、娘がコロナ陽性者になれば
私たち家族は全員濃厚接触者となるわけで
となれば、会社に居てはならない存在だ。
ひとまず、娘を二階の部屋に隔離。
一晩様子をみることにした。
その日の夜は熱が辛いらしく
娘は寝ては起き、寝ては起きを繰り返して
高熱のせいで足も痛いらしい。
二階の別の部屋に私も寝る事にしたけれど
ほとんど娘と同じ部屋に居て娘の看病をしていた。
翌朝、病院に電話をすると発熱外来の受付は
AM11:00からと言われたのでしばし待機。
病院に行くまでの間、
家で抗原検査キットを使って検査をしてみると
判断に困るくらいうーーーーーすら陽性にライン。
ほんとに微かに。
予感としてはほぼほぼコロナなんだろうな・・・と
思いつつも「ただの風邪であってほしい」とわずかな望みを
願いつつ時間になったので病院へ。
病院の駐車場に到着したら電話をしてくださいと言われていたので
駐車場から病院へ電話をすると車の特徴とナンバーを聞かれ
その場で待機するように指示を受けた。
しばらく待っていると先生が検査キッドをもってやってきた。
車の窓ごしに診察と検査を受けた。
ドキドキしながら抗原検査の結果待ち。
もし抗原検査で陰性のようなら次はPCRの検査をするらしい。
が、PCRの検査の必要もなく抗原検査でバッチリ陽性反応が
出たので娘のコロナ感染は確定となった。
解熱剤とコロナ陽性者になった人へ療養の申請や
各種登録などの方法が書いてある用紙を手渡されながら
質問などをいくつか先生に聞いたりした。
薬を処方してくれるということで車でさらに待機。
その間に旦那へ報告。
それから職場・学校・学童・野球チームへ報告。
旦那がしばらく休みになるということで旦那の職場では
交代勤務表の変更をしてもらい対応。
多少、ご迷惑はかかるものの仕事に大きな支障はなし。
問題は私の職場だ。
私が所属する配送課は私と私と同期入社の同じ年の女性と
30代後半の男性の3人で回している。
ちょうど一年前の今ぐらいの時期だったかな?
30代の男性S君が配送課に配属された。
S君と入れ替わりで今まで一緒に働いていた年上の女性は別の部署へ。
配送課はなにしろ毎日忙しい。
3人、それぞれに割り当てられた仕事がある。
私は主に仕上がった印刷物を車で納品する時の手配全般を担う。
トラックの手配と納品書作成がメインのお仕事。
同僚の女の子、Aちゃんは
仕上がった製品を宅配業者を使って納品する為に
送り状を発行するのがメインの仕事。
そして男性S君はうちの会社で印刷するために営業が発行する
作業伝票を確認し、仕訳をし、重量なのどを計算。
これらの各種の仕事を3人が全てできるのが一番の理想なのだが
なんせ毎日、毎日、ギリギリのところで作業をしているため
お互いがお互いの仕事を細かく教え合う時間を捻出できずにいる。
本当に必要最低限のことしか教えあえていない為、
ひとたび 誰か一人が欠けることがあれば
本当に本当に大変なことになるのだ。
数カ月前、S君のお子さんがコロナにかかってしまって
S君が1週間お休みになったときは大変だった。
が、幸いS君がやっている仕事のほとんどは私にもできる仕事だったので
時間さえあれば仕事に支障なく進めることができた。
が、今回は私が休む側。
正直、私がしている仕事をいきなりドカっと渡されても
配送部がパニックになることは目に見えている。
が、
どうすることもできない。
濃厚接触者となってしまった私が会社に行くわけにはいかないし
分からないことは沢山あるだろうが何度でも電話をかけてもらうなり
ラインで聞いてもらうなりして乗り切ってもらうしかない。
本当に迷惑をかけて申し訳ないとは思うが
こればっかりはしょうがない。
私が日頃している仕事はリモートでできる内容じゃない。
私にできることはない。
しょうがない・・・しょうがない・・・・
心苦しく思っていても、何も変わらないので
開き直ってこの自宅待機の時間を粛々と過ごすしかない。
発熱して二日目。
初日よりも熱が上がって来た娘。
が、薬のおかげが初日に比べると頭痛にうなされて
眠れないということはなさそうで少し安心だ。
発熱から三日目の朝。
娘の熱は微熱程度におさまってきた。
本人の顔色もよく辛そうな感じは無くなった。
食欲はあまりないようで量こそ食べれないが
ゼリーはちょこちょこ感覚をあけて何個も食べた。
近所に住む友達にも娘がコロナになってしまったことを
お知らせしておいたので食品の買い出しに行ってくれた。
冷凍食品、うどん、ゼリー、食パン、飲み物、
たくさんの食品を差し入れてくれた。
買ってきてほしいものがあればいつでも言ってね、と
何度も言ってくれた。
ありがたすぎる。
持つべきものは友達だなぁ・・・・と思った。
とりあえず買い物をしたらレシートと一緒に
玄関先に置いてもらうことにしてコロナがおちつき
自宅待機期間が過ぎたらまとめてお支払いすることにした。
娘が発熱してから四日目の朝。
旦那がのどが痛いと言い出した。
ふだんのどがちょっと痛くなるくらいなら
まぁ、たいしたことないでしょ?なんて
ほっておくところだが、、、
二階の部屋に娘を隔離しているとはいえ、
娘のお世話の為に私も二階の別の部屋に居ることが多いし
消毒をマメにしているとはいえ
病院のように防護服を着てお世話をしてるわけではない。
家の中は常に窓を開けて換気をしていたけれど
やはり、ひとつ屋根の下 完全な隔離はできない。
お前は大丈夫なの?と聞かれたが
私は特に大きな症状はない。
その日の昼過ぎ・・・・
あれ? 私ものどが痛い・・・
あれ? なんかだるい・・・
あれ? なんか無性に眠い・・・。
旦那も同じような状況のようだ。
夕方になって旦那の熱が少しずつ上がり始めた。
そして夜になって今度は私も発熱。
息子を一人、下の部屋で寝かせて
私と旦那は二階の部屋で寝ることに。
二階にある3部屋に布団を敷いて一人一部屋、別々で就寝。
翌朝、旦那も私も熱が下がらない。
このタイミングでのどの痛みと発熱。
間違いなくコロナがうつったのだろうと簡単に予測がついたけど、
ひとまず自宅買っておいた抗原検査で検査をしてみる。
検査薬に液を垂らすとすぐさま陽性を示す場所に
赤いラインが浮き出た。
まぁ、そうだよな。
旦那と私、がっつり発熱しているわけだし
当たり前の結果に特に驚くこともない。
が、今回 一番やっかいだったのが息子。
昨日の夜は一人で寝たとはいえ
その前の晩は旦那と一緒に寝ているし
なにより、ずーーーーと私たちと同じ空間にいた息子。
息子だって感染しているに違いない
にもかかわらず、
この時点で息子にこれといった症状があらわれていない。
しかも一緒にした抗原検査も陽性の反応なし。
むむむむ・・・困ったな。
息子も感染しているのか、していないのか。
内容次第で対応が変わってくるから悩ましい。
日曜日だったからかかりつけの病院はお休み。
ひとまず、二階の部屋を除菌スプレー吹きかけまくって消毒、消毒。
今度は二階に息子を隔離して
娘と私と旦那が一階で生活をすることに。
もし、息子がコロナにかかっていなかったら・・・・
この環境の中、かかっていない可能性は限りなく低いとは思うけど
結果が出るまでは隔離生活したほうがいいよね、ってことで
とりあえず二階に居てもうらうことに。
娘とちがって熱もなく元気な息子。
甘えん坊な娘とちがって 二階に一人でいても
無駄に私を呼ぶこともなく私の負担もグッと少なくなった。
しかし、困るのは息子の食事だ。
作る私がコロナに感染しているのだから
その私から手渡される食べ物は既に危険だ。
食事を作る前はしっかり手を洗い消毒もし
食事を作る間はマスクを二重に。
基本、食材に直接手を触れない調理法でできるものを提供。
レトルトのミートボールとか
ウィンナーを焼くだけとかね。
まぁ、一般家庭でできるのはこの程度だろう。
しかも自分だって発熱していてそこそこしんどい。
が、
こういう時、母親って偉大である。←自分で言っちゃう(笑)
「自分がここで倒れてはいられない」と強い気持ちが湧くのだ。
もともと、基本健康体は私。
風邪くらいはたまには引くが何日も寝込むほどひどくなることなど稀だ。
おそらく、家庭を預かる主婦の方ならきっとわかるとわかってもらえると思う。
常に「自分が倒れたらこの家は成り立たない」と思って生活をしている。
きっと、旦那さんが頼りになって家事も育児も協力的で
素敵な人だったらここまで追い込まれたりしないのだろうが
我が家のように、家事なんて一切しない。
家事どころか自分のことも自分でやらないような男を旦那に持つ私は
「私がやらねば」の念にいつも支配されたいるのだ。
数年前に家族全員、インフルエンザでぶっ倒れた時も
私一人で家族全員の世話をした。
自分だってしんどかった。
でも、旦那は役に立たない。
役に立たないどころか、わがまま言いたい放題だし
身勝手だし、最悪だった。
あの時は、大喧嘩に発展して熱のある体で
子供を連れて家を出ようと思ったほど過去最高だと
言えるほど離婚に向けて気持ちが向かった瞬間だった。
月曜日。
AM10:00頃、息子の様子に変化はない。
が、どうしよう。
息子が陰性か陽性か、状況次第では我が家の療養期間が
さらに延長になる可能性もある。
今現在、陰性でも数日してから息子が感染ということにでもなれば
陽性者でありながら濃厚接触者としてまた自宅待機期間が伸びる。
それは避けたい。
一番いいのは、息子が既に感染していて、ただ単に無症状である、
とういうのが一番イイ。
病院に私と旦那は抗原検査でも陽性になり発熱をしていることを伝え
息子の検査をしてはっきりとさせたいことを相談すると
検査をしてくれるというので夕方病院に行くことに。
娘の時同様、駐車場で検査をする。
今回は抗原検査ではなくPCR検査だ。
結果は明日、ということで家に帰る。
結果が出るまで息子は念のため二階の隔離部屋へ。
翌日、午後3時頃、病院から電話。
結果は・・・・・「陽性です」
良かった~!!!
あ、なんか変だよね?
陽性で良かったなんて・・・・でも
正直、陽性であってくれ!!って家族全員が思ってた。
息子、本人も二階での隔離生活は退屈らしく、
一人で夜二階の部屋で寝るのも実は怖かったらしい。
息子が陽性ということがわかれば
もう隔離生活はしなくてもいいし、
何より、自宅療養期間が伸びることもない。
息子に陽性だったからもう下に降りてきていいよ~と
声をかけると嬉しそうに降りてきた。
と、そんな家族全員が陽性反応になったにもかかわらず
喜んでいる、不届き者ぞろいの我が家。
息子の陽性報告を病院から受けた一時間後。
息子が「なんか頭痛いかも」と言い出した。
このまま無症状のままでいてくれたらいいのにねぇ・・・と
思っていたのだがコロナはそこまで甘くなかったらしい。
息子も結局ついに発熱。
あっという間に38度以上の高熱が。
病院でもらってあった解熱剤を飲ませる。
高熱になるまでほんとにあっという間だった。
短期間で高熱になるのが普通の風邪とはやっぱり違うな、というのが
今回、コロナにかかってみての感想かな。
急激に上がった体温のせいで吐き気がしたようで
突然、息子が嘔吐。
本人も突然の吐き気に驚いていた感じ。
布団の上に吐いてしまったことを申し訳ないと思ったのか
「お母さんごめん」と息子が私に謝る。
「いいんだよ、そんなの気にしなくても」と言うと
うん・・・と頷く。
体調が悪いのに、片づけをする私を気遣って謝れる息子・・・
なんて優しい子なのだろうかと。
それと引き換え、
息子が吐いたものをせっせと片付ける私をみても
微動だにしない旦那。
ほんと人でなしだよな、こいつは・・・と思った。
シーツをとりはずし、新しいシーツを敷いた。
その30分後。
息子が「あ、鼻血が」と鼻を手で押さえるも
鼻血がボタボタとシーツに落ちた。
マジか! なんて日だ!!
もともと鼻の粘膜が弱い息子。
風邪をひいたりすると鼻血が出ることは少なくない。
普段も突然鼻血が出たりすることもあるから
鼻血くらいで驚くことはもうないが、
状況が状況だし、ちょっと心配になる。
が、
鼻血の対応に慣れた息子はティッシュで自分の鼻を抑え止血をする。
数分、止血をすると「止まった~」と言ってまた眠りについた。
さすがにシーツの替えはもうない。
血がついてしまったシーツは濡れたタオルでトントンしておいた。
そんな私の姿を見ても
旦那は相変わらず微動だにしない。
ほんと人でなしだよな、こいつは・・・と思った。
それにしても今まで無症状で沈黙を保っていた息子、
ここに来てド派手に症状が現れたもんだなぁ・・・。
解熱剤をすぐに飲めたとはいえ、
さすがに初日は頭痛がひどくてあまり眠れなかった様子だ。
だけど家族と一緒に寝れていた分、
多少、恐怖心みたいなものは少なく済んだんじゃないかしら。
翌日、熱はまだあるものの、頭痛は軽くなったようで
少し楽になれた様子の息子。
居間の椅子に腰かけてTVを見ていた息子。
居間のこたつに横たわり同じくTVを見ていた旦那が
くすりを飲もうとしたらしい。
私は娘とハムスターの飼育ケースの藁の交換をしていた。
すると旦那が「水!」と一声。
それを聞いた息子は立ち上がって水を汲みに行こうとしてる。
え?
嘘だろ? と思ったよね。
もう、熱は下がって
あきらかに息子よりも症状も軽くなってるその体でありながら
自分で水すら汲みにいかない、自分で行く気なんてさらさらないその態度。
いつもそう、いーーーーーーーつもそう。
飲み物すら自分でとりにいかない。
立ち上がろうとする息子に
「いいよ、行かなくて。お母さんが行くから」と言って
私が水を汲みに行く。
そんな姿を見ても それが当たり前って感じの態度の旦那。
水をコップに汲んで旦那に手渡すと
「え?水これだけ?」と文句を言いやがる。
たった3粒飲むのになんでそんなに大量の水が必要なのか。
まぁまぁの大きさがあるコップに半分よりちょっと
多いくらいに水を汲んで渡したのに。
薬を飲むのに必要な水はひとそれぞれ違うから
百歩譲って許すとしても
自分が飲む水を人にとらせておいて文句を言うなど
人としてどうかしてる。
頭おかしいんじゃないの??
ほんと人でなしだよな、こいつは・・・と思った。
はぁ、、、、。
もう嫌だ。
こんなやつの世話をしながら
10日間も家に引きこもっていないといけないなんて。
さて、今日でコロナにて引きこもり生活が始まってから9日目。
娘一人だけの感染だったらあともう1日の辛抱で
療養期間解禁となるハズだったのだが、
その後、自分も感染し期間延長となってしまった。
延長になってしまったけれど
とりあえず療養期間も折り返し地点は越えた。
あと少しの辛抱だ。
今回、我が家がコロナで全滅になってしまったことを知った
お友達や野球の仲間や職場の仲間が
我が家の玄関にたくさんのお届けものをしてくれた。
傘地蔵みたい(笑)
こそっと玄関に差し入れを置いていってくれて
玄関に置いてあるから食べてねーーーって
アイスや果物、お菓子、飲み物を持ってきてくれた。
涙がでるほど嬉しい。
持つべきものは仲間よねーーーーーー!てホントに感謝だ。
療養期間が解除されたら
お世話になった方々にお礼の品をもって感謝の気持ちを
お伝えしにいかなくちゃ。
今回、コロナになって人の温かさに触れました。
今回、コロナになって旦那の人でなしさを再確認しました(笑)
良い事と、悪い事、プラマイゼロってことで・・・・。
それにしても、こんなに長く休んでて
なんだか仕事に復帰するのやになってきちゃった。
このまま専業主婦で居たいわ~なんて思ったりもする。
熱も下がって体が動くようになったらやることもないし
あまりダラダラして過ごしてばかりいると
社会復帰するのかったるくなりそうだからなるべく
家の中のことをして過ごそう!と思って
普段、見て見ぬふりしてたお風呂場掃除とか
棚の掃除とかいろいろちょこちょこやってたおかげで
家の中が多少綺麗になりました(笑)
さて、残り数日。
まだまだお片付けする場所は山ほどあるし
復帰に向けての体力づくりをしていこうと思います!
おしまい。
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