人生損してるよ。
昨日の帰り道、
いつものように田んぼの横を歩いていると
歩きスマホ、危ないよね。
たぶん、本人も危ないってこと
頭の片隅にはあるようで
道のだいぶ端っこを歩いてた。
道と田んぼの境界線ギリギリを
歩く女の子。
すると前方にカモの親子が！！
田んぼから上がってこれまた田んぼと
道の境ギリギリの所で休憩中。
スマホに夢中な女の子は
おそらくカモの親子の存在に気づいていない。
女の子はそのままカモに向かって歩いていく。
近づけはもちろんカモは逃げるだろうから
踏まれる心配はしていないけど・・・。
あぁ、あの女の子がいなければ
カモはその場から離れることもなく
わたしがゆっくり近づいて愛でることがきたのに。
残念。
それにしても歩きスマホって良くないよね。
歩きスマホできるって若い証拠か！？
わたくし、おばちゃんなんで
歩きスマホできません(笑)
集中しだすとつい足が止まっちゃう。
なのでどうしても
メールを打ちたい時とかは道の端によって
立ち止まってメール打ってます(笑)
びっくりするのが
自転車運転しながらスマホとかね。
もう、自殺行為じゃんね？
若いってスゴイ。
若いって怖いもの知らずだ。
若いって無敵ね。
さて、そんな歩きスマホの危険性を
今日はお話したいわけではございません。
歩きスマホをしていると危ないよ！って
ことの他に私は言いたいことがある。
それは歩きスマホをしていると
「人生損するよ」ってことです。
ん？
どういうこと？って思った方、
今からご説明いたします。
昨日、歩きスマホをしていた
女の子を例にあげますね。
きっと彼女が歩きスマホをせずに歩いていたら
きっとカモの親子に気づけたと思うのです。
私は最近、歩いて通勤していて
ものすごく実感しているんです。
身近なところに素敵なものが
たくさん転がっているということを。
歩いていている時、
自然と視線は周囲の景色に目がいくでしょう？
よほど嫌なことがあったとか
悲しいことがあったとかでもない限り
下を向いてとぼとぼなんて歩かない。
私の場合、あえて景色の良い道を
選んで歩いているけれど、
もし、なんてことのない道を歩いていても
車で走っていたら気づかないような
「気づき」がたくさんあるわけですよ。
綺麗な花が咲いてるだとか、
かわいいカモの親子を発見するだとか、
スマホに夢中になってたら
気づくことのできない素敵なことが
沢山あるのです。
「気づき」は素敵なことばかりではなく
たとえばコロナの影響で道端に
マスクがたくさん捨てられているという
悲しい現実も目の当たりにするけれど。
なんでこんなことをするの？って思うことで
誰かがどこかでささやいて
それがきっかけに好転していくことだってある。
小さい日々の「気づき」が人の心を豊かにする。
そう思うのです。
だからね？
もったいないよ。
もっと周りを見よう。
携帯の中にある世界は家の中にいたって
のぞけるんだから。
外にいるときくらい外の世界を
自分の目で、生で、リアルタイムにみようよ。
歩きスマホが原因で事故にあい
体の自由が奪われてしまう前に。
大事な命を落とす前に。
人生損するよ？
おしまい。
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