思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

猫舌はお気の毒。

今週のお題「鍋」

 

鍋の季節ですな。

 

鍋、私は好きなんですけどねぇ。

 

まだ実家に住んでいた頃はよく鍋をする家でした。

すき焼き風鍋?

母の作る鍋は ほんだし、酒、しょうゆ、砂糖で

味付けをした汁に野菜と肉を入れて煮て食べる鍋。

 

すき焼きのように甘辛ってほどでもない。

すき焼きのように生卵が入った取り皿に

肉や野菜をからめて食べるという形ではなく

 

美味しく味付けされた汁で煮込まれた肉や野菜を

ポン酢とかも使わずそのまま食べる、ってそんな感じだ。

 

家族四人で食べると鍋の中身がすぐになくなってしまうので

合間、合間にブレイクタイムがあって

肉、野菜、糸こんにゃくなどを追加投入して蓋をする。

それが煮えたらまた食べ始める。

 

我が家の鍋というと「牛」ではなく「豚・鳥」が

メインだったから生だとお腹を壊すので

肉を投入すると火が通るまで中断せざるを得ないのだ(笑)

 

ねぇ、もういい? 食べれる?

 

まだよ、あと少し待ってね。

 

もういい? 

 

まだよ。

 

ってな感じで子どもの頃は親からの

GOサインが出るまで待ちきれない感じで

まだ?まだ?って聞きながら待っていたっけなぁ。

 

 

グツグツと煮ながら食べていると汁が減ってくる。

テーブルに砂糖・酒・醤油がスタンバイしており

ストーブの上に乗っているヤカンからお湯を調達し鍋に入れる。

母がダイナミックにスタンバイしている調味料たちを鍋に

目分量で投入していくスタイルだ。

 

やや甘辛い味付けが好きな父は

母にもう少し砂糖を入れてくれだの

しょうゆを入れてくれだの注文すると

母はちょっと嫌そうな顔をする。

 

母はあまり甘辛い味付けにはしたくないのだ。

主導権はいつも母にあるのだが

正直に言うと私は父の味付けの方が好みで

心の中で「頑張れ!お父さん!!」と

いつも密かに陰ながら応援していた(笑)

 

 

肉と野菜を煮て食べていい味になった汁に

最後はうどんを入れるのが我が家のスタイル。

 

もうお腹いっぱいだねぇ〜

苦しくて食べられないよ〜なんて言うくせに

母がうどんを投入してうどんが仕上がると

結局なんだかんだと箸がのび完食(笑)

 

 

鍋ってついつい食べ過ぎちゃうよね。

 

 

大抵、少し肉や野菜が余るから

翌日の朝食はその残り野菜と残りの汁で

今度は餅を入れて雑煮の豪華版みたいな品にして食べる。

 

大抵、土曜の夜に鍋が行われることが多いから

日曜の朝、ゆっくり寝て起きて遅めの朝食は雑煮(豪華版)を

まだストーブで温まりきらないやや寒い部屋で

熱々の雑煮からくっきりと湧き上がる湯気をみながら

あちちって言いながら食べるのがお決まりのパターン。

 

前日の残りだからクタクタになった白菜や

鍋底で焦げついていたうどんの破片がまざっていたり

小さな肉が出てきたり味が染み染みの具材を発見する度に

なんだか幸せだったなぁ。

 

 

鍋好きな家で育った私だが、

今私が作り上げた家庭ではほとんど鍋をしない。

 

厳密に言うと「鍋風」なものはつくるけど

テーブルでぐつぐつと煮ながらの鍋をやらない。

 

それはなぜかというと我が家の男衆が「猫舌」のせい。

 

熱いものを熱々で頂くという食文化を理解してもらえないのだ(笑)

旦那に至っては熱いものを熱いまま提供するとキレる始末。

そんな奴と一緒に鍋などできるはずもない。

 

それでも鍋を食べたい私はガス台の上で鍋を調理し

それを個別の皿に盛り提供することで鍋風のものを食べている。

 

できることならマイ鍋でも食卓にセッティングし

自分ひとりだけでもグツグツしながら食べたいくらいな

感じだけれど正直、そこまでするのも面倒なのでやらない(笑)

 

が、つい最近我が家にちょっとした改革が起きた。

 

ある日、旦那が突然 鍋でもするか?などと言ったのだ。

え?鍋? テーブルでぐつぐつするアレのことよね?

って思わず聞き返しちゃったよね。

 

すると「そうだ」と答える。

旦那曰く「鍋がしたい」というよりは

テーブルの上でみんなでつつきながら食べる何かがしたい

ってそんな感じらしい。

 

「焼肉」でもいい。

ただ、季節的になんとなく「鍋」という言葉が出ただけのようだ。

 

ちなみに「焼肉」は子どもがホットプレートを出しても

安全に食べれるくらいの年頃になった頃から数回やってきた

「焼肉」はみんな大好き。私も好きである。

 

が、私が好きなのは「食べるのは」だ。

 

好きだけれど・・・・・

「焼肉」って後片付けが大変だ。

部屋中匂いがハンパないし、床にも油が飛んで

つるんつるん滑るし、拭いてもなかなか綺麗にならないし。

 

家で焼肉、美味しいけれどなかなかやる気にならない。

 

で、結局わがやで初めてのしゃぶしゃぶをやることになった。

外食でしゃぶしゃぶを数回食べたことがあった。

鍋よりもしゃぶしゃぶのほうが子供が喜びそうな予感がしたので

しゃぶしゃぶに決めた。

 

ちなみに我が家では実家と同じで豚肉がメイン。

旦那も私も子供も牛より豚が好きなので

豚しゃぶ用の肉を沢山買って帰った。

 

わたしがしゃぶしゃぶで好きな具で「もち」がある。

しゃぶしゃぶ用に薄くスライスしてある餅がある

これをぜひとも子供に食べさせてあげたいと思い

 買い忘れを防ぐため入店してまっさきに餅のコーナーへ。

 

すると・・・・・

 

ない!!

 

なんと、売り切れ!!

 

マジか!!

 

一気にその店で買い物をする気が失せた。

餅を買う為に別の店に行くのであれば

ここで買い物はせずに出て餅が売ってる店で

一気に買い物を済ませたい。

 

ということで、別のスーパーへ。

 

たまにしか行かないスーパーなのでどこになにがあるのか

今一つ把握しておらずちょっとモタつく。

 

真っ先に餅を買おうとまたもや餅がありそうな場所へ。

私の知る限り、餅は米の近くに置いてある店がほとんどだと

思っていたのだが、その店には米のコーナーの近くに餅がない。

 

餅のコーナーはどこ??

 

店内をぐるぐるまわってみてもどうしても見つからないので

通りかかった若い男の子の店員さんに聞くと

首をかしげながら少々お待ちくださいと言って

バックヤードに消えていった。

 

・・・・・

 

 

・・・・・

 

 

だいぶ待った。

 

 

だいぶ待っても一向に戻ってこない店員さん。

 

 

米売り場の前で待っていると

さっきは気づかなかった張り紙に気づく。

 

「お餅は野菜コーナーの反対の棚にあります」

 

マジか。

 

書いてあるじゃん!!

つーか、わざわざ書いてあるくらいだから

きっと餅どこよ?っていう問い合わせが

多かったのだろう(笑)

 

もう場所はわかったというのに店員が一向に戻ってこない。

あまりにも待たされたのでその場を離れ餅のコーナーへ。

するとお望みの品を発見!!

 

おーーーーー!これこれ!!と餅の袋をカゴへ。

やっと餅をGETできて安堵感につつまれた。

 

さて、さっきの店員さんはどこかしら?

もう店内に戻ってきたかしら?

 

少し店内を歩くとさっきの店員さんが

きょろきょろしながら歩いている。

 

私を探しているのか餅を探しているのかどっちかはわかない。

声をかけ「餅は自力でみつけたからもういいですよ」と

告げると店員さんは「すみません」と申し訳なさそうに頭を下げた。

 

餅を買うのにこんなに苦労する羽目になるとは思わなかったよね(笑)

 

気をとりなおし肉を物色。

一軒目のお店は肉は冷凍肉じゃないし

質はいいけどちょっとお高め。

 

二軒目の店はボリュームが売りの店。

まぁ、家族でお腹いっぱい肉を食べるぞ!!って日は

結果的に二軒目のお店にして正解だったかもしれない。

 

買い物を済ませて家に帰り準備にとりかかった。

 

我が家で初めてやったしゃぶしゃぶは大盛況。

 

またやりたい!!って終わってから何度も子供に言われたし

数日が過ぎてもしゃぶしゃぶ楽しかったな~美味しかったな~と

何度も言っていたしね。

 

息子はしゃぶしゃぶはご飯が進む!といって白米をおかわりし

かなりの量を食べた。娘も負けず劣らずというくらいおかわりするし

旦那はいつものようにどんぶり飯でおかわりするしで

あっという間に4合炊いた米が無くなった。

 

私は小皿に少ししか米を食べていない。

足りなくなりそうなので私は米を控えることにした。

 

 

なので次回しゃぶしゃぶをするときは・・・・・

 

 

 

米をもっと炊こうと心に決めました(笑)

 

 

 

おしまい。

 

 

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