思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

別れを悲しまない生き方。

今日もいい天気だ。

 

休日は9:00まで寝ます宣言している私。

 

昨日、夜遅くまで起きていた子供たちは

今朝は私と同じくぐっすり好きなだけ寝れる

休日朝の醍醐味を満喫。

 

9:20分頃、目覚めた娘が

お母さん!!もう9:00過ぎてるよ!!と律儀に

起こしてくれたので起きることに。

 

あぁ、もっと寝てくれていても良かったのに。

 

 

休日の朝食は何を食べるかでもめることが多いのだが

あーでもない、こーでもないと、グダグダ言って

決まらないのはすべて旦那のせいなんだけど。

 

子供だけなら有無も言わさず、私が用意したものを

食べさせるから何も問題にならない。

 

 

今日はパンを焼いて食べたいと思っていることを

旦那に伝えると、「まぁ、それでもいっか」みたいな反応

 

お前は何様だ!?と言いたくなるが

今更そんなことに目くじらを立てる気もない。

 

今となっては

もめごとにならず、朝食がすんなり決まった事に

感謝したいくらいの気分よ。

 

休日の朝食で揉めててせっかくの休日を

不穏な空気でスタートするなんてマジ最悪だからね。

 

平和にスタートしたいのよ。

その為なら、私の心なんて捨てますよ。

 

 

 

さて、朝食も無事食べ終わり

家族全員、着替えもせずにダラダラ過ごしていると

ポンポーン!とインターホンが鳴る。

 

ん?

 

誰だ?と思って出てみると

娘の通っている学童を3月いっぱいで退職された先生と

娘の一番の仲良しでご近所に住む女の子が玄関先に立っていた。

 

 

どうしたんですかーーーー?と

部屋着のまま出ると

 

「忙しい中ごめんなさいね~」と

言いながら訪問の理由を話してくれた。

 

 

娘が2年間、息子は4年間

学童生活でずっとお世話になった先生で

けっこうなご年配の先生だ。

温厚でほんわかしてて優しい先生だった。

 

娘もその先生が大好きで今年、

退職することが決まったことを知ったときは

子供も私もとても残念な思いでいっぱいだった。

 

私の子供が通う学童はあまり先生の移動などがなくて

何十年も前からずーーーーと同じ先生が子供をたちを

見ていてくれた。

 

それゆえに、学童の色はその先生たちによって作られてきた。

 

同じ市内の学童保育所は学童の支援員さんと

保護者の間でトラブルがちょいちょいあったりするらしく

私たちの学童のように穏やかで平和で、和気あいあい、

支援員と保護者間の関係が良好な学童はほかにないらしい。

 

それは支援員の先生がいつも子供たちのことを

第一に考えてくれて保護者に対しても

いつも親身になってくれた先生たちがいてくれたからこそだと思う。

 

そんな先生たちが今年、大勢退職されてしまった。

 

大きな理由は学童の経営者が変わったことだが

そもそも先生たちの年齢が高齢になり過ぎたことも

人員入れ替えが行われた大きな理由の一つでもある。

 

 

今までずっと一緒にいてくれた先生たちとの

別れは寂しいけれど別れがあれば出会いもある。

その出会いも大切にしていきたいから

嘆いてばかりもいられないってことで

お別れする先生たちとの別れもそこまで

湿っぽくはしたくないなぁ~と思って学童最終日も

明るく感謝の気持ちを伝えお礼をしてお別れをしてきた。

 

 

娘はやめてしまう先生たちにお手紙を書いて渡したようだ。

 

 

そしてその手紙を受け取った先生が

お手紙のお返事とお菓子を持って家まで訪ねてきてくれたのだ。

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中身はこちら

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こどものおやつで人気のあったゼリーとおっとっと。

 

毎日、毎日、子供と一緒に過ごしてくれていた先生だからこそ

選べるお菓子だと思った。

 

娘はゼリーが本当に大好きで、この手のゼリーが我が家の冷蔵庫には

常備されているが私が入れても、入れても、

あっという間になくなってしまうほど子供はゼリーが大好き。

 

先生が来てくれたよ~!!と娘を呼ぶとまだパジャマ姿だった娘は

恥ずかしがったけれど、照れながら先生の前に出てきて嬉しそうに

先生と話をしていた。

 

 

今回、お手紙を書いてくれた子のお宅にだけ

お手紙のお返事とお菓子を届けているので

学童には内緒ね・・・とヒソっと先生は私に告げた。

 

 

娘の他に数名、お手紙を書いた子がいたらしい。

たまたま、私のうちに来る前に行った一番ご近所の

娘のお友達が家の案内役をしてくれているらしい。

 

 

先生は同じ市内に住んでいるから

学童はやめてしまってもきっとどこかで会えると思う。

 

小学校の運動会も今年、無事に開催することになったら

応援に行こうと思っているからね、とも言ってくれたし。

 

お別れって感じが全然しない。

大好きな先生だったから、きっと、またどこかで

絶対会えるってそんな気がしてならない。

 

 

大好きでも別れなければいけない時は

人生には幾度となくあるだろう。

 

だけど、感謝の気持ちや大好きな気持ちが

お互いの中にあって、

それを忘れることなく持ち続けていれば、

そういうものが縁となり

また何かの形で引き合ったりして

再び巡り合ったり、もし、再会することはなくても

お互いの心の中に大事に保管されていることで

いつかそれが心の支えになったりすることがある。

 

 

信頼できる人、大好きになれた人、安心できる人、

いてくれるだけで心強い人、自分にとって大切な人。

 

そういう風に思える人たちにたくさん出会える人生がいい。

 

別れがあれば、出会いもあるんです。

 

別れなければ、出会いはないってわけではないけれど

別れがあるからこそ、

出会えることの喜びや感謝を知ることができる。

 

 

よく、「失ってから気づく」と言うけれど

まさにそれ。

 

ただ、失ってから気づくのでは遅いのよ、っていパターンも多々あるが

人間、その気になれば、何事においても「遅い」はない。

 

不屈の精神で立ち上がり、

ネガティブな思想をポジティブな思想に変換する強い心。

 

そういった力を別れから学びとることで

ひとまわりも、ふたまわりも心の豊かな人間に成長していける。

 

 

だから「遅い」はない。

 

 

学習するのは子供だけではなく、

思春期を迎えても、成人になっても、

30になっても、40になっても

一生、学習することは無くならない。

 

44歳の私は

確かに10代の頃よりは成長しているし

生き方も上手になっていることだろう。

 

 

が、

 

まだまだ、完成形ではない。

 

 

まだまだ、未熟で・・・・

自分が理想とする人間になるにはまだまだほど遠い。

 

日々精進ですな。

 

 

 

 

いつも穏やかで優しかった先生。

 

私も先生みたいな人になりたいな。

 

先生、ありがとうございました。

 

 

 

って、

 

このブログを先生が読んでるわけじゃないけれど(笑)

 

 

 

いつか私も人に感謝されたり

「あんな人になりたい」と思われるような

素敵な人になりたいな。

 

 

 

おしまい。

 

 

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