思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

子どもに必要な食う寝る遊ぶ。

今週のお題「何して遊んだ?」

 

最近、子供がお友達と遊んでいる様子を見て思うことがある。

 

 

それは何かというと

自分の子供の頃と遊び方が違うなぁ・・・・と。

 

 

今と昔、同じところもあれば違うところもあるが

違うことのほうが多いように思う。

 

 

30年以上も昔の話じゃ

そりゃ、今の子と同じなわけないかーーー。

 

 

夏の暑さもきっと今と昔とじゃ全然違う。

子供の頃、夏はものすごーーーく暑く感じていたけど

今みたいに命の危険を感じるほどじゃなかったしね。

 

今の夏の暑さって尋常じゃないよね。

 

自分が子供の頃は夏で暑いからって

親が家に居なさい!なんてことは一切言わなかった。

せーぜー帽子かぶっていきなさいよ~くらいなもんだ。

 

でも今は熱中症が怖いし

真夏は「外で遊んできなさい!」なんて言えないよね。

 

 

 

私が子供の頃は外に遊びに行くにしても水筒なんて

わざわざ持参して遊びになんて行かなかったし

のどが渇いたからといって

自販機で飲み物を買うなんてこともなかった。

 

 

でも昔は自販機も水筒も必要がなかったんだよね。

 

昔は今みたいに働いてるお母さんはほとんどいなくて

専業主婦の家庭がほとんどだったから

お友達の家や自分の家には常にお母さんがいて

のどが乾いたら家に帰れば冷たい麦茶を

お母さんが出してくれていた。

 

 

とある日、

友達の家のお母さんが出してくれた麦茶が

最高に美味しくて衝撃的だったのを覚えている。

なんか、麦茶なのに少し甘くって。

 

ん?

 

なんだ? 

 

うちの麦茶と味が違う!

 

うちよりも少し立派な家だったし

お庭も広い家だったし、

お金持ちの家は麦茶の味も違うのか??なんて

思ったのだけれど(笑)

 

少し大人になってから知ったのは

その家では麦茶にもお砂糖を入れていたようだ。

 

我が家では麦茶にお砂糖を入れるなんて

考えたこともなかったんだけど、少数派ではあるものの

麦茶にお砂糖を入れる派のご家庭は結構いるみたいだ。

 

子供の時、甘い麦茶を飲んで

「なんだこりゃ、うちのと違って甘くてウマい!!」と

衝撃を受けたことは今でも忘れられない。

 

さて、麦茶の昔話はさておき

子供のころの水分補給についてもうひとつ。

 

私の住んでいた場所にはところどころに井戸があった。

 

とあるお宅のお庭の敷地の中にある井戸もあったし

普通の道ぞいにある井戸もあった。

 

家の敷地の中にある井戸の場合、井戸があるお宅に向かって

「お水飲ましてくださーーーい」とデカい声で住人に

声をかけながら勝手に敷地に入り、置いてあるコップで

井戸水を飲ませてもらうなんてことはよくある風景。

井戸の水は夏でも冷たくて美味しかった。

 

小学校のすぐ近くの井戸があるお宅には

学校帰り、何人もの小学生が寄り道をして

井戸水を飲んで帰っていた。

井戸がある家の入口にはいつも小学生が

数人順番待ちをしているほど人気のお宅があった。

 

毎日、毎日、子供たちが立ち寄るから

家の人も子供用に落ちても割れないコップを

何個か用意してくれていたりして

私たちが水を飲みに行くと「おかえり~」と

優しく声をかけてくれたっけ。

 

夏の井戸水、最強説。

 

樋を流れ落ちてくる井戸水は

コンクリートや石でできた水受け部分に流れ込む。

そこにきゅうりやトマトがプカプカ浮かぶ風景

最近ではそんな風景全然見れなくて寂しいな。

 

 

 

昔は水道の水も別にそのまま平気で飲めてたなぁ。

 

公民館や学校、幼稚園などで遊んでいる時は

普通に水道の蛇口からごくごく水を飲んでた。

 

そんなこんなで、夏の外遊びに欠かせない

「水分補給」に関してはまず困らない環境だった。

 

 

今でこそ自販機で飲み物を買うなんて

当たり前のようにできることだけど

昔は自販機で飲み物を買えるのなんてごく稀。

親と一緒の時、親のご機嫌がよい時くらいしか

買ってもらえなかったしね。

 

 

家から徒歩5分くらいの場所に

小さなお米と牛乳がメインの商店があった。

我が家のお米はいつもその商店のおじさんが

配達をしてくれていた。

 

少しばかりの日用雑貨とお菓子・アイス・菓子パンが

置いてあるだけの本当に小さいお店。

 

店の前にある自販機に

当時、まだ瓶だった1リットルのコカ・コーラ

母親に頼まれて買いに行くのが楽しみだった。

 

 

一度、店のすぐ近くで瓶のコーラを落としてしまい

見事に瓶は割れて中身は流出。

お店のおばちゃんが気づいてくれて泣いてる私に

おばちゃんは新しいコカ・コーラを持たせてくれた。

 

 

家に帰って事情を母に話すと

あれまぁ、、、と言い、すぐさま母と一緒に

もう一度コカ・コーラの代金を支払いに

お店に戻ったこともあったけな。

 

 

商店の入り口にはベンチがひとつ置いてあり

近所の子供がアイスを買ってそこで食べたり、

近所のおばちゃんが井戸端会議してたり。

住民の憩いの場であり関所のような場所だった(笑)

 

商店の斜め向かいにこれまた小さな

子供に大人気の駄菓子屋さんがあって

近所の子供たちのたまり場になっていた。

 

 

学校帰りに商店の前を通ると

いつも誰かしらがベンチに座ってて

「おかえり~」って声をかけてくれた。

 

 

たまに商店のおばちゃんが

これ食べていきな~って

トコロテン食べさせてくれたりね。

 

 

あ、そうそう

今思い出したけど、

1リットルのコカ・コーラの瓶は

お店に持っていくと10円だったかなぁ?

お金が戻ってきたりして

それが嬉しかったっけな。

 

懐かしいな。

 

 

 

さて、ちょっと思い出しただけでも

色んなことが頭の中を駆け巡るわけだけど

今日書きたいのは昔の遊び方。

 

 

私が小学生の頃はまだ

家にゲーム機なんてなかった。

 

だから遊びといえば外遊びがメイン。

 

室内遊びもまぁ、いろいろあったけど。

 

 

今の子供たちと違って

昔は遊ぶ場所に困ることはない。

 

まぁ、私が住んでいた場所がだいぶ田舎だったってこともあるけれど

田んぼ、畑、山、沢、ドブ川、神社、公民館、道路、学校、幼稚園、などなど

遊ぶ場所に不自由はなかった。

 

夏は毎日のように学校のプールへ。

 

本当に毎日、毎日、夏休みはプールに行ってたなぁ。

プール帰り、お腹がすいたら人んち畑の

プチトマトを勝手にもいで食べてたっけな。

 

何度か畑の人にバレたけど、

怒られたことは一度もない。

 

むしろもっと食べてきな~って言ってくれたり

ヘタすりゃ、家に持って帰りな~って

トマトだのきゅうりだの持たせてくれたりね。

 

昔の人は子どもにとても優しかった。

いい時代だったなーーーー。

 

冬は冬でみかん、柿はほぼ食べ放題に近い状態だったな。

これまた子供が食べるくらいの量ならば

とって食べて怒る人はまず居ない。

 

でも、そのかわりとったものを投げて遊んだり

ちゃんと食べずに捨てたりすると

食べ物を粗末にするんじゃなーーーーい!て

しっかり叱ってくれたのよね。

 

 

ホントにいい時代だったな。

 

 

外遊びはいつものびのび。

子供がワーワーキャーキャー雄たけびあげて

遊び回っていても「うるさい!!」なんて誰も言わない。

 

 

通りかかった近所のおばちゃんやおじちゃんは

「今日も元気でいいなぁ」って微笑えみながら

温かく見守ってくれてる感じ。

 

 

今の子供ってほんと可哀そう。

自分が子供の頃のあののびのびとした環境の中で

タイムスリップでもして遊ばせてあげたいよ。

 

おにごっこも、かくれんぼも、

山ひとつ使ってやるからね(笑)

 

スケールデカすぎて、

見つからないわ、捕まらないわでもう大変(笑)

 

山菜とったり、木の実をとったり。

蝶、とんぼ、セミ、クワガタ、カブトムシ、撮り放題。

 

田んぼでザリガニの巣をみつけては素手

穴に手を突っ込んでザリガニに挟まれたり、

カニをバケツに大量に捕獲したり。

 

 

室内遊びはトランプ・オセロ・ボードゲーム・ビー玉・おはじき

お絵描き、おままごと、お人形遊び、などなど。

 

子供の頃、家に居て「やることなくて暇だな~」なんて

思った記憶ないなぁ・・・。

 

それにひきかえ、わが子は・・・

たまに言うのよね

「暇だ~何して遊んだらいいかわからない」と

 

子供が何をして遊んだらいいかわからないなんて・・・・

なんて不幸な事だろう。

 

 

でも、しょうがないのかもしれない。

 

なんでも許容されていた昔とは違って

今の子供たちがいる環境はあまりにも制約が多すぎる。

 

住宅密集地で大きい声も音も出せない。

ボール遊びができるような人通り、車通りの

少ない道路なんてないし、

広い公園には車でじゃないといけないくらい

遠い場所にしかなかったり

 

近所にある小さな公園は

看板に「ボール遊び禁止」の文字。

 

 

人様のお宅の塀に向かってボールを

投げて遊ぼうもんならきっと

うるさいです!とか人んち塀を勝手に使うな!とか

苦情が来るのだろうし。

 

 

昔は母親や父親が一緒になって山遊びをしてくれた。

だから山遊びで注意すべきことや危険な場所

触っても大丈夫な植物と触ってはいけない植物や虫などの

知識を自然と身につけることができていて

子供同士だけでも野山を駆け巡り安全に遊べた。

 

 

が、

 

今はさすがにそういった遊び方ができない。

野山で安全に遊ぶ知識が今の子供は乏しい。

 

環境のせいでもあるし、親のせいでもあるのだが。

 

共働きの家が増えた今の世の中では

子どもと一緒に遊べる時間が極端に減っている。

一緒に遊んでいろんなことを教えてあげたいけれど

とにかく時間が足りない。

 

旦那も私も幼少期、似たような環境で育ったようで

自分の子供には都会育ちの親を持つ子どもにくらべたら

自然の中での遊び方を比較的多く伝承できていると思う。

 

が、

 

全然まだまだ足りない。

残念だなぁ。

 

 

子供が親と一緒に遊んでくれる期間はそう長くない。

あと数年もすれば我が家の子供たちも年ごろになり

親と一緒になんて遊んでくれなくなることだろう。

 

だから・・・・

 

一緒に遊べる今のうちに

自然の中で遊ぶ楽しみを沢山教えてあげたいなぁ。

 

 

 

私、

今の時代の子供じゃなくて良かったなぁ・・・と

つくづく思っちゃう。

 

 

 

昔は良かったな・・・・・

 

 

 

 

ってね?

 

 

昔を懐かしんで「昔は良かった」と言うようになったら

それは「歳をとった証拠」なんですってよ?

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

そんなの・・・・・

 

 

 

 

 

言われなくてもわかっとるわ!!

 

 

 

 

まぁ、いいさ。

 

私、自分が歳をとった事

別に悲しいとか嫌だとか思ってないしね。

 

そりゃ、たまに若かった頃が

懐かしいっていうか、恋しいっていうか

そういう気分になることもあるけれど

 

 

無駄に歳を重ねてきたとは思っていないしね。

結構、頑張って生きてきた方だと思うのよね。

 

 

子供の頃、たっくさん遊んで

子供の頃、たっくさんの人たちに育てられて

子供の頃、たっくさんの愛情をもらってきた。

 

 

私が子供の頃に

親や近所のおばちゃん、おじちゃん、

私を見守ってくれた沢山の大人たちが

私にしてきてくれたことと同じことを全て

自分の子供にしてあげられたらいいのだけど・・・

 

まぁ、無理よね、そんなこと。

 

無理だけど、無理は無理なりにね?

沢山、あげたいな。

 

知識を、愛情を、喜びを、楽しさを、

そして常に見守ってくれている大人がいるっていう

安心感を子供にあげたい。

 

 

 

 

 

さぁ、子供よ、明日何して遊ぶ?

 

 

 

 

 

 

おしまい。

 

ブログ書きがより一層楽しくなります。

👇こちらをプチっと人押し、応援お願いします!


お気楽日記ランキング

ユゥヨさん id:byte0304

下の道から山にいる仲間を見つけてもそうそう追い付けるわけもなく逃げてくるであろう道のりを先回りして待機したりと、めちゃくちゃ体力が必要でしたよ(笑)