思い立ったが吉日日記。

笑いたい時は笑うの!泣きたい時は泣くの!書きたい時は書くの!自分の気持ちを無視してはいけないのだ。素直に生きることをモットーに働く主婦の胸の内を語ります。

給食のおばさんに憧れる。

私の通っていた小学校の給食は給食のおばさんが

給食室で大きなお鍋で汁物を作ったり、

沢山の野菜を切ったり洗ったり炒めたり

給食のおかずのほとんどが全て手作りの給食だった。

私の記憶が確かなら、

ご飯はどこか別の給食センター的なところから

届けられていたし、パンも朝トラックに乗って

給食室横の扉から配給されていたような気がする。

 

昇降口から体育館に向かう渡り廊下の手前あたりに

給食室があって午前中に体育の授業があると

グラウンドや体育館に向かう途中、

給食室からいい匂いがしてきて給食が楽しみだった。

それと、給食室から聞こえる音なんかも好きだった。

 

アルミ製の食器やおぼんの音や

何かを洗っているような音、

ジュワーーーー!!と何かが蒸発しているような音

この給食室の中であのおいしい給食が今まさに

作られているのか!!と思うとのぞき見したいと

思ってしまうくらい給食室に興味津々だった。

 

 

が、

 

そんな風に思うようになったのは小学校中学年以降の話だ。

 

私は小学校低学年の頃、給食の時間が嫌いだった。

 

なぜなら低学年の頃の私は「給食を完食できない子」だったから。

量を食べられないこともそうなのだが

一番の理由は「好き嫌いが多い」ということだった。

 

今と違って昔は「給食を残すことは許されない」時代だった。

「出されたものは残さず食べる」が絶対な教育だった。

 

まぁ、今でもその教育は正しいとは思うのだけど・・・

 

やっぱり人間だもの、好き嫌いはあるし

無理して食べればなんとか食べられるものもあれば

無理して食べようと努力しても なんていうか

口が受け付けない?体が受け付けない?心が拒む

食材がどうしてもあるのですよ。

 

口に入れようものなら「おえーーーーー」となっちゃうくらい

嫌いな食べ物が今でもたくさんあるし。

好き嫌いがなく何でも食べれる人には今でもかなり憧れる。

 

何でも食べれるひとからすれば

なんで食べられないの?

口に入れて飲みこんじゃえばいいだけじゃん!!って

思うかもしれないけれど

 

苦手は物はどうにもこうにも呑み込めない。

かといって呑み込めず口の中にずっとあるのも気持ちわるい。

だからおえーーーーーって吐き出しちゃう。

 

もう理屈じゃないんっすよ。

 

子どもの時に比べたら苦手は食べ物は減ったけど、

あいかわらずきっと人より苦手は食べ物が多いんじゃないかな??

 

 

ちなみにだけど、好き嫌いが多い人というのは

嫌いなものへの「嫌い度」が高いと同じくらい

好きな食べ物への「好き度」も高いのでは?と思う。

 

 

好きな給食のメニューとはちょっと違うけれど

私はジャガイモを使った料理が大好き。

きっとジャガイモを使った料理で食べられないものは

ないんじゃないか!?てくらい大好きだ。

 

嫌いな食べ物がたくさんあるせいで

好きな食べ物がより際立つのかな(笑)

 

 

低学年の頃の給食時間にはあまりいい思い出がない。

時間内に食べ終わらないからその後の昼休みも

教室に一人居残って机の上にある給食とにらめっこ。

 

5時間目が始まっても一人だけ給食とにらめっこ。

食べられない食材を目の前に毎日のように泣いていた。

 

無理して食べて、気持ち悪くなって吐いて、

そんな日を繰り返していたら ついたあだ名が「ゲボまん」だ。

可哀相すぎる私・・・(泣)

 

 

今思うと、この頃の教育って行き過ぎじゃね?って思う

給食食べきらないと昼休みも無し、

授業も受けさせてくれないなんて・・・

 

先生も信念をもってやってたことなのかもしれないけど

ここまでくるといじめだよね。

 

あの頃の辛かった気持ち、今でも覚えているもん。

 

あの頃の辛かった気持ちを思い出すとつい、

自分の子供には苦手な食べ物を

何が何でも食べさせようって気にはならない。

 

好き嫌いは少ない方が幸せだということは重々承知だ。

身をもって感じている。

 

が、

 

嫌いなものを無理に食べさせられる辛さも

身に染みてわかっている。

好き嫌いってなんであるんでしょうね?

 

 

 

そうそう、この間

娘のある行動を見て「あぁ・・・親子だなぁ・・・」と

実感したことがあった。

 

子ども達は毎日、給食セットを学校へ持参している

ランチョンマット代わりの大き目ハンカチと

小さい口拭きタオルの2点を巾着に入れたものだ。

 

っていうか今の子供たちは給食の時間に

机の上にわざわざランチョンマット敷いてお食事をするのか!?

なんてお上品な!!と小学校入学説明会でびっくりしたわ(笑)

 

私が子供の頃は机の上におぼん普通において食べてたわよ。

食べ始めと食べ終わりにテーブル拭き係さんがいて

みんなの机の上を拭いていたと思うのだけど・・・。

 

だいたい、家でもランチョンマットなんて

オシャレなもん使ってないのに(笑)

 

で、少し話が逸れたので戻すね。

 

娘はよくこの給食セットを持ち帰ってくるのを忘れる。

わが家には息子と娘一人3セット分の巾着袋を持っている。

しょっちゅう忘れて帰ってくるし、洗い替えも必要なので。

 

連チャンで忘れてきて袋が尽きたら

給食セットはもう準備してあげないからね!と言っている。

 

が、結局持たせないわけにもいかず

小ぶりのジップロックに入れて持たせる日もたまにある。

 

ある日、娘があまりにも給食セットを持ち帰らない日が続いた。

んで、やっと持ち帰ってきたと思ったら

3セット全てのに娘が苦手な肉の油の塊だとか

得体の知れない食材の塊が丸められて納められていた。

 

なんだこりゃーーーー!!

洗濯機の前でそれを発見した私は娘を呼びつけた。

 

これはなんぞ?

一体なんでこんなことになってんの?と

怒り交じりに聞くと娘は言った。

 

だって、食べれないんだもん。

 

娘は肉の脂身が苦手

他にもたくさん苦手、もしくは食べられないものがある。

おかわりをしたい人は全部食べきってからじゃないと

おかわりできないルールらしい。

 

おかわりはしたい、でも嫌いで食べれない・・・

んで困った娘は食べ物をハンカチにくるんで

隠蔽する策に出たらしい(笑)

 

なるほど。

 

おかわりがしたいが故の悪行だったのか・・・。

う〜ん。

いつもハンカチにくるんでくるものは

ほんの少しだけ。

これくらいならいいか、と思えるくらいの量。

 

たったこれだけが食べれないが故に

おかわりが出来ないのはなんだか可哀相。

ってことで母は許すことにした。

 

でもひとつだけ条件を出した。

 

もし、食べ物を隠蔽した日は

必ず持ち帰ってこい!!と。

 

何日も学校で放置せずに持ち帰ってきて頂きたい。

特に夏は勘弁してくださいって感じだ(笑)

 

 

そんな娘の姿を見て

あぁ、昔自分も似たようなことがあったなぁ・・・と

 

デザートに出た皮つきのりんごの皮がどうも苦手で

皮だけ歯で削ぎ取ってポケットに入れて持ち帰ったり

食べきれな帰りにこっそりランドセルに移し替えて持って帰ったり。

 

やってたなぁ・・・・。

 

それもこれも全て、居残りで給食を食べさせられる

苦痛な時間から逃れたいという一心での悪行だ。

許して頂きたいものだ。

 

 

そんな私も小学校中学年頃から

給食の量もしっかり食べられるようになり、

担任の先生が変わって給食の食べ残しも見逃してもらえるように。

この頃から給食時間は私にとって楽しい時間に変わっていった。

 

子どもの頃から料理に興味があり

TVでキューピーの3分クッキングをみるのが好きだった。

3分クッキング以外の料理番組も大好きで

料理の先生と助手の二人がお料理をつくっていくスタイルの

番組が特に大好きだった。

 

 

こしょう、少々、 醤油、大さじ1〜とか

説明をしながら料理をしていくのをみるのがとても楽しくて

食事が終わった後、食器を洗う前の台所の流し台で

小皿にあまった醤油やちょっとした残飯などを

台所の流しで料理番組を真似てよく遊んでいたっけな。

 

 

小さい頃から大人になるまで

将来、どんな職業につきたいかと考えた時に

いくつかあった職業の中に「給食のおばさん」が

いつもランクインしていたと思う。

 

っていうか、

いまだに「給食のおばさん」には憧れている。

 

一般家庭では使わないようなおおきな鍋で料理を作る。

一般家庭では使わないような量の食材を下ごしらえしたり、

デカいしゃもじ、デカいおたま、デカい鍋、デカいまな板、

何もかもが業務用の特大サイズ。

 

 

憧れるわ・・・・。

 

 

今から2年前、小学校で広報委員をやった私。

広報に載せる記事として

「給食特集:好きな給食ベスト3」みたいな記事を載せよう!

ということになり給食室に取材へ。

 

給食室の中に入れてもらい

大きな冷蔵庫や大量の食器や調理器具など

間近で見せてもらい大感動。

 

 

この間、息子が修学旅行に行った際、

デジタルカメラを息子に貸した。

 

するとその時撮らせてもらった給食室の写真が

そのまま保存してあって

子どもが修学旅行中に撮った写真を友達とみていると

突然、給食室の写真がたくさん現れたので

「オマエんちお母さん、給食のおばさんなの??」と

驚かれたらしい(笑)

 

 

まぁ、そう思われても仕方ないか。

給食室の写真をたくさん持ってるお母さんなんていないものね。

 

 

今日のお題の好きだった給食メニューの話に

全然ならぬままだいぶ書き進んできてしまったけれど・・・

 

 

最後にちゃんと書いておこう。

 

好きだった給食メニューは・・・

そうだな、たくさんあるけど・・・

 

お米系のナンバー1は  わかめご飯

パン系のナンバー1は  揚げパン

麺系のナンバー1は   みそラーメン

おかずのナンバー1は  かぼちゃコロッケ

デザートのナンバー1は ゼリー

飲み物のナンバー1は  ミルメーク

 

かな。

 

 

おしまい。

 

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id:byte0304さん

そうなんですよね、小学生が考えるあだ名は直球すぎて残酷ですよ(笑)